馬連
1点
11
15
4500円
12
1500円
流し
4通り
3
7
9
10
各800円
2通り
5
6
各400円
購入:10000円(8通り)
払戻:23400円 収支:+13400円
2歳チャンピオン決定戦の朝日杯フューチュリティS。このレースは、先日の川崎で行われた全日本2歳優駿のようなもの。2歳チャンピオン決定戦らしく、実力プラス成長力(伸びシロ)も問われるレースなので、近走で凡退が続いて成長力にやや疑問符が付いてしまっているような成績の馬は苦戦の傾向にあります。高い能力を持ち、かつ近走成績も良い勢いのある馬が活躍しています。 また、芝1600mのこのレースでは、前走芝1800-2000m組は苦戦しています。2番人気で5着に敗れた昨年のブライトエンブレムのように、テンに置かれて終始外々を追い上げる形になるか、2番人気で7着に敗れた一昨年のプレイアンドリアルのように、速い流れを無理して行かせて、ラストで失速する形がとても多いのです。ある程度自分から動いて、好ポジションを取っていくという意味では、前走芝1400-1600m組が好ましいでしょう。 ただ、後々のG1で活躍したドリームジャーニーやローズキングダム、最近だとコディーノ(同馬は2着)などはそういうリスクを跳ね返して通用しているので、後のクラシックで通用レベルの前走・中距離組をここで狙うという手段もあります。その場合は、リスクもあるのでそれに見合った配当を期待したいところです。 今年はサウジアラビアRCも京王杯2歳Sもレベルが高くなく、PP指数的には、この2レースとも500万下レベルでした。よって、もっとも本命に相応しい連勝クラスの馬は、重賞レベルの指数でデイリー杯2歳Sを制したエアスピネルということになります。ただ、エアスピネルは、前走があまりにハイパフォーマンスなのが気になる材料です。前走内容が、ここへ向けて余力を残した内容ではないということです。 そこで◎には、1戦1勝馬のリオンディーズを推します。この馬は前走の新馬戦で大外15番枠から、エピファネイアの弟らしく道中でかなり折り合いを欠きながら、3-4コーナーの外目からスッと動いて、4コーナーでは2列目に並びかけて直線。序盤でそこから抜け出して一気に先頭に立ち、ラスト1Fでもそのまま突き抜けての着差以上の圧勝でした。 この馬の新馬戦のラスト2Fは11秒1-11秒0で、同日のマイルCSのラスト2Fが11秒5-11秒2だったことを考えると、かなりのキレが見せられたことになります。この馬の直線で流す余裕があった云々の論評は、スターホース誕生を夢見るものの妄想に過ぎないと思っていますが、外枠から鞍上としばらくケンカしながら追い上げ、後半に鋭く切れた素質は一級品。この馬に完敗の2着馬が、次走の未勝利戦を圧勝していることを考えても、狙いが立ちます。前走の前半3Fが37秒5なので、今回はテンに置かれて、外々追走というパターンになる可能性大ですが、そういうリスクを覚悟の上での本命馬です。 ○は前記した2戦2勝のエアスピネル。この馬はデビューから1度も切れる脚を見せておらず、G1レースの武豊騎手らしく、後半勝負に徹した場合にどこまでの末脚(キレる脚)を見せられるのか? もしかしたらさほどキレないアサクサキングスのようなタイプの可能性もありますが、今の阪神ならば33秒台前半は要求されないので、そのあたりは問題ないでしょう。 ▲は前走こそエアスピネルに土をつけられたものの、それまで目下3連勝で小倉2歳Sを制したシュウジ。前走は相手が強かったのもありますが、休養明けの影響もあったでしょう。今回はひと叩きされての上積みに期待します。エアスピネルがダメージが出るパターンならば、連対圏内突入のチャンスありと見ます。
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