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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

4月12日 阪神11R 桜花賞(G1)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 牝馬クラシックの第一弾。春競馬の本番到来を告げる華やかなレースです。2007年のコース改装で直線が長い外回りコースを使用するようになって以降は、スピードだけでなく底力も要求されるタフなレースに生まれ変わりました。

1.差し・追い込み有利

 コース改装以降、先行または好位でこのレースを勝ったのはダイワスカーレットとアパパネの二頭だけ。最近4年間は追い込み馬が4連勝中で、近2年間はワンツーを決めています。よほど実力が抜けている馬でないかぎり、早め先頭で桜花賞を勝つのは困難だと言えます。

2.ディープインパクト産駒が強い

 阪神芝1600mはディープインパクト産駒の「庭」と言える得意コースです。桜花賞は産駒のデビュー以来4連勝中で、ワンツーも2回あります。人気になって凡走したのは順調さを欠いていたジョワドヴィーヴル一頭だけです。

3.地方出身・外国人騎手が強い

 最近10年のうち、安藤勝己が4勝。他にも岩田騎手と小牧騎手がそれぞれ1勝ずつで公営競馬出身騎手が合計6勝。一昨年のC・デムーロ騎手を含めると、地方・外国出身の騎手が7勝を挙げていて、JRA出身の騎手を圧倒しています。



 ルージュバックは牝馬限定戦に出るのが初めてならば、マイル戦にも未出走という異色の桜花賞候補です。これまで3戦3勝はいずれも違う競馬場と初コースを苦にしないタイプ。これまで最も少ない着差が新馬戦の1・1/4差と、まだまったく底を見せていません。先週の競馬で馬場が傷んで時計が掛かりそうなのもプラス材料と考えられます。

 コンテッサトゥーレはチューリップ賞では6着に敗れましたが、道悪に戸惑ったのもあってそれほど無理をしなかった印象。今回はルメール騎手への乗り替わりで巻き返しがあって不思議ありません。レッツゴードンキは一連の重賞戦線でつねに好勝負を続けています。途中からハナに立った前走はあくまで試走に徹した印象で、岩田騎手の本番仕様の戦術に期待。

 クイーンズリングもまたここまで無傷の3連勝。ここはさらに相手強化になりますが、この馬自身まだ底を見せていません。どんな競馬にも対応できるのが強みです。キャットコインもまた無傷の3連勝。クイーンCで負かした相手を見ればここでも高評価が必要です。初の関西圏での競馬が課題。

 ココロノアイはここまでの重賞2勝が稍重と重馬場で、タフな馬場には自信を持っています。プラス10kgの前走を叩いた上積みも大きそう。ミッキークイーンは抽選対象ですが、メンバーが揃っていたクイーンCの2着馬で、阪神マイルでは未勝利戦で圧勝した実績があり、抽選突破なら惑星に浮上します。

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