の予想

4月5日 阪神11R 大阪杯(G2)

  • 馬連

    1点

    7

    -

    14

    1000円

  • 馬連

    流し

    3通り

    7

    相手

    6

    9

    13

    各3000円

購入:10000円(4通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 皐月賞馬イスラボニータ回避も、G1馬6頭が一堂に会する大阪杯。その中でも絶大な支持を集めるのは、ダービー馬のキズナと武豊騎手。この馬の存在感は、一枚上のものがあります。

 さて、そのキズナ。骨折から無事にカムバックした前走の京都記念では3着に敗れました。しかし、京都記念は前で立ち回ったラブリーデイとスズカデヴィアスが残ったように、後方からではかなり苦しい展開。京都記念と言えば、ほぼ例年、スローペースの前残り競馬ですが、今年もそういう流れになり、後方から競馬をしたキズナは展開に泣く形となりました。

 キズナは2歳時のラジオNIKKEI杯2歳Sでエピファネイアを負かしに行って、3着に失速したからこそ、武豊騎手がエピファネイアを負かして世代最強になるには、後方で立ち回って差すしかないという、“ポジションを捨てて、展開を待つ”という選択をしました。そのおかげで見事、ダービー馬となることが出来ました。しかし、ポジションを捨てたことの代償が如実に出たのが、前走の京都記念の結果です。つまり、キズナが出走するレースの穴は、常に強い、逃げ、先行馬ということになります。

 しかし、今回出走のG1馬残り5頭のうちの3頭が差し馬。残る2頭がNHKマイルCを勝ったカレンブラックヒルと皐月賞馬ロゴタイプでは、やや役不足に感じます。また、阪神は雨予報で、ある程度はタフな馬場になる可能性が高いです。こうなるとどうしてもフランス遠征でタフな馬場適性があることを証明した、キズナが勝つしかないレースになるような気がします。

 確かに先週の高松宮記念のように、馬場悪化を意識して多くの騎手がペースアップを控えて結局、前が残ってしまうということも十分考えられます。しかし、今回が高速馬場の京都記念ほどの極端なスローペースは考えづらいこと、休養明け2戦目の上昇度を考慮すれば、◎はつまらないけどキズナという結論に達しました。過剰人気ではありますが、今回は逆らう要素が少ないです。

 ○は昨秋から急速に力をつけて準オープンを勝利し、チャレンジカップ2着、中山金杯3着、中日新聞杯2着と安定した走りをするようになったデウスウルト。特に前走の中日新聞杯では、勝ち馬よりも早く仕掛けて行きながらの惜敗で、内容はとても優秀でした。今回は他の有力馬たちに次走以降を見据えた馬が多いだけに、順調に使われている強みを生かしての好走が期待できます。

 ▲はかつてデビューから5連勝を飾ったカレンブラックヒル。古馬になってからはスランプ状態になった時期もありましたが、最近はやっと能力を取り戻してきた感があります。前走の小倉大賞典はタフな馬場で行われましたが、早めに先頭から押し切る強い内容でした。今回は有力と目されている馬に差し、追い込みタイプが多いメンバー構成。逃げるゼロスをマークしながら、一歩早く抜け出せそうなだけに展開は向きそうです。また、前走でタフな馬場を経験していることも有利な材料と言えるでしょう。一発あって不思議ない馬です。

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