の予想

3月15日 阪神11R フィリーズレビュー(G2)

  • 複勝

    1点

    12

    5000円

  • 馬連

    1点

    10

    -

    12

    1000円

  • 馬連

    1点

    1

    -

    12

    600円

  • 馬連

    流し

    2通り

    12

    相手

    2

    17

    各1700円

購入:10000円(5通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 フィリーズレビューが行われる阪神芝1400mと言えば、他場の芝1200mよりも差しが決まりやすい阪神芝1200mよりも更に差しが決まりやすいコースです。実際にこの時期の阪神は、ある程度時計が掛かるために、例年、一貫して前半3Fよりも上がり3Fが掛かるハイペースの消耗戦になります。

 過去10年で逃げて連対したのは、昨年のニホンピロアンバーのみ。ニホンピロアンバーは、前走の阪神ジュベナイルFをオーバーペースで逃げて17着に失速。逃げ馬の巻き返しローテーションとしては、最強パターンでした。つまり、逃げて通用するのは、能力が一枚上か、それなりに強い馬が、前走で厳しい流れを経験して失速から巻き返してくるパターンにほぼ限定されることになります。

 確かに3歳牝馬のレースですので、先の阪急杯ほどペースが上がることはあまりありませんが、それも今回は、前に行きたいタイプのスピード馬がズラリと揃ったメンバー構成。このメンバーで、スローペースや平均ペースになるのは考えづらいものがあります。

 よって、◎には今回のメンバーではトップクラスの末脚のノーブルヴィーナスを推します。この馬は昨年10月にダートの新馬戦を勝利した馬です。続く2戦目は福島2歳Sで初めての芝に挑戦も8着。そして3戦目はダートに戻ると、素晴らしい末脚を発揮してダート2戦2勝馬となりました。この馬はこれでダート路線に行くのか(?)と思われましたが、デビュー4戦目のジュニアCでは再度芝に挑戦し、スタートで大きく出遅れながらも出走馬最速の上がり3Fタイムで5着まで追い込みました。

 福島2歳S時は初芝で能力を出し切れませんでしたが、芝にも慣れて、いや、あの末脚ならば芝でこそ本領を発揮する馬の可能性が高くなってきました。先月末のアーリントンCでジュニアC3着のヤングマンパワーが巻き返しVを決めたように、ジュニアCはそんなにレベルは低くなかったし、差し有利の前提ならばこの馬の末脚がズバリと嵌っても不思議ではありません。

 ○は前々走の紅梅Sで2着、そして前走の500万下戦を快勝しているように、ここに来て安定感を増しながら力をつけているラッフォルツァート。自在性のある先行タイプなので、前走の500万下を勝った直後にはチューリップ賞に出走してきたら本命にしようかと考えていました。チューリップ賞と比べると今回のフィリーズレビューは明らかに一枚落ちのメンバー構成ですが、この馬にとっては先行タイプがかなり揃ってしまったこちらのほうが展開的には厳しくなりそうな感があります。しかしながら、能力上は申し分ない馬だけに上位争い必至です。

 ▲はデビューから2戦2勝のクイーンズリング。中山の中距離新馬戦を快勝し、デビュー2戦目ではさらに凄みを増して楽勝したレースぶりはかつてのオークス馬サンテミリオンそっくりです。そのサンテミリオンは2戦2勝で迎えたフラワーカップでは1番人気に支持されながら3着に敗退してしまいました。緩い流れのレースで2戦していただけに、速い流れに対応しきれなかったのです。この馬は前走で速い流れも経験しているだけに問題なさそうにも見えるのですが、今回は更に速い流れになること必至の1400m戦。ここもクリアで3戦3勝馬となれるでしょうか。

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