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※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 高松宮記念に向けたステップレース。グレード別定で行われるため、GIII戦ながらGIIに近い格式を持つ重要な一戦です。 中京競馬場が改装されてパワーを要するようになってから、1400m戦の阪急杯との関連性がより強まったようで、最近2年の勝ち馬はそのまま高松宮記念も制しています。 1.阪神開幕週でパワーが要求される 洋芝の阪神の開幕週で、なによりもまず重視すべきはパワーの有無です。マジンプロスパー、サンカルロと、このレースでたびたび好走している両馬は馬体重500kgを超す大型馬です。切れ味よリパワーが身上の馬に注目。 2.勝ち切るのは若い馬 ベテランのリピーターの好走が目立つレースですが、前述の両馬にしても勝ったのは5歳時の1回だけ。過去5年間で6歳馬以上の優勝はありません。消長の激しい短距離路線ですから、1着候補は若い馬から選びたいところです。 3.阪神C負け組が巻き返す 阪神Cは高額賞金のスーパーGIIで、毎年豪華メンバーになります。一方、阪急杯は同じコースでもGIII戦で、他レースにも分散するためそこまでメンバーは集まりません。それゆえ、阪神Cで厳しい競馬をしていた馬の巻き返しに妙味があります。昨年のコパノリチャードがこのパターンでした。 ミッキーアイルは前走の阪神Cは敗れましたが、古馬初対戦だったスワンSは57kgを背負いながら圧勝しています。「スワン1着→阪神C敗戦」は昨年のコパノリチャードと同じパターン。今回は同型が少なく展開的にも楽になりそうで、3歳マイル王の圧倒的なスピード能力がフルに発揮されそうです。 ダノンシャークは昨年のこのレースを9着に敗れていますが、雪による順延で東京新聞杯を回避、仕上げ直しの影響がありました。今年は予定通りの参戦ですから、違う結果が期待できます。コパノリチャードは去年に続く連覇を狙いますが、テンのスピードで上回るミッキーアイルとの兼ね合いが気にかかり、3番手までの評価。 マジンプロスパーはこのレースを得意としています。58kgを背負っていた前走から2kg減となる今回は巻き返しがあって不思議ありません。レッドオーヴァルは昨年のこのレースの3着馬。スプリンターズSでも3着があるように、前が止まるようなら台頭の余地は充分。 キングズオブザサンはこの距離は初挑戦になりますが、NHKマイル3着の実績がある実力馬で、短距離の厳しい流れで詰めの甘さが補える可能性があります。オリービンは一昨年の当レースで3着があるように、この条件を得意にしており、立ち回りひとつで上位進出の目があります。
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