丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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11月15日 京都11R エリザベス女王杯(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    10

    相手

    2

    3

    8

    12

    15

    18

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    18

    相手

    2

    3

    8

    12

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    8

    相手

    2

    3

    12

    15

    18

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【女王は健在】ムーアのムチと気迫に導かれラキシスがよみがえる。昨年のエリザベス女王杯は、56キロを背負ってひと差し。続く有馬記念が0秒2差の6着、本年4月の大阪杯では自己最高の468キロと増量し、キズナ以下をなで斬りにした、その成長曲線は陣営の思惑通り。しかし、宝塚記念は馬場適性云々も確かにあったにしろ、消化不良の伸びひと息に加え、札幌記念もジリジリ。敗因は何か。骨格通りに筋肉がついているように見えても、実は470キロ台後半という馬体の造りは重めだったのかもしれない。京都大賞典は思い切って前走比16キロ減の460キロに絞り、若干折り合いを欠き気味ながらも勝者ラブリーデイの32秒3に次ぐ32秒5の上がりはマーク。ちなみに京都大賞典の上がり4Fのレースラップは11秒9―11秒1―10秒9―11秒0(3Fは33秒0)。4F連続の11秒台以内は持久力の在り処を示し、10秒台のラップは瞬発力の証明。勝者ラブリーデイの後の天皇賞制覇の原動力ともなった。鞍上はムーア。怪我も心配されたが、先日のBCターフでは4番人気の伏兵を駈り凱旋門賞馬ゴールデンホーンを撃破。ムーアならば、本年のラキシスに足りなかった闘志とひと伸びを呼び起こせる可能性が高い。

 56キロで重賞実績がないぶん、対抗としたが、ヌーヴォレコルトは牡馬混合のGII・オールカマーを2着と好走。本秋の適度に時計のかかる中山の馬場で2分12秒1という走破タイムもマズマズ。上がり4Fのレースラップは、こちらも11秒7―11秒4―11秒7―11秒8(3Fは34秒9)。中山のタフな急坂で、上がり34秒5もメンバー中第二位。外回りの京都ならではの、直線入り口の植え込みを鋭く突く、岩田のイン強襲とロングスパートも十分可能だ。

 3歳馬タッチングスピーチも単穴圏内。秋華賞は1000m通過が57秒4というHペースで進んだものの、上がり4Fのレースラップは11秒9―11秒8―11秒6―11秒9(3Fは35秒3)と、11秒台が4連続。1分56秒9のレースレコードで決着がついたが、いくらHペースで流れても、2000mはやっぱり内回り。直線入り口では先行勢と絶望的な差が生じ、あの外を回しては、挽回は不可能だった。ただ、本命のラキシスと共通点の多い底力型のディープ産駒ゆえ、忙しい競馬は対応不可でも、外回りなら、54キロという斤量もあわせ、大外を鋭く強襲した秋華賞2着のクイーンズリングと同列以上の扱いでいい。

 ルージュバックは、オークス史上歴代2位のHレベル決着だった今年の樫を、0秒1差の2分25秒1で2着。3歳世代の頂点近くに位置する素材であることは間違いない。なんとか馬体を持たせた春とは、秋は造りも違う。ただ、エリザベス女王杯に目標を絞って造ったワケではなく、関西圏の輸送は当日の気配をチェックする必要がある。デキのよさならマリアライト。連穴は斤量経験豊富な京都大賞典5着のフーラブライド。

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