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1月4日 京都11R 京都金杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 西の金杯は京都マイル。マイルチャンピオンシップと同じ舞台で行われます。スターホースが休養に入る時期のハンデ戦ながら、一昨年のダノンシャーク、2008年のエイシンデピュティ、2005年のハットトリックと、のちのGIホースを最近10年で3頭も輩出しているのは注目に値します。

 シンザン記念やデイリー杯2歳Sと同様に、京都マイルらしく底力が問われるレースになることが多く、その結果として出世レースになっているようです。

1.長めの距離を走れるスタミナが必要

 去年の勝ち馬エキストラエンドは、それまで1800から2400mの距離を使われていて、京都金杯が初めてのマイル戦への出走でした。一昨年の勝ち馬ダノンシャーク、その前年のマイネルラクリマにもそれぞれ芝1800m重賞での連対歴がありました。毎年上がりが速い競馬になりますが、最後に勝ち切るためにはスタミナの裏付けが必要です。

2.ハンデが軽い馬より重い馬

 最近10年間で、牝馬の連対は皆無です。かつてキョウエイマーチが57kgを背負って圧勝した事があるように強い馬なら性別不問ですが、ボーダーライン上の馬を斤量を頼りに狙うのは効率的ではありません。ちなみにトップハンデを背負った馬は、最近5年で4頭が3着以内に好走しています。斤量差が結果に反映しづらいレースだと言えます。

3.内枠有利、逃げ・先行馬が善戦

 これは正月京都の芝のレース全般に言える傾向。Aコースを使用するようになった近5年に限定すると、二桁馬番で3着以内した馬はわずか2頭しかいません。また、近10年で逃げ馬が3勝して3着1回。4コーナー3番手以内の先行馬も7頭が3着以内に入っています。マイル戦では差し有利が原則ですが、このレースは数少ない例外的なレースです。


 グランデッツァはマイルチャンピオンシップの3着馬。そもそもがクラシック路線を人気の中心として歩んだ実力馬で、都大路Sを圧勝しているように京都では安定しています。先行脚質も当レースの傾向にフィットしており、トップハンデといっても57.5kgならば問題ないでしょう。

 エキストラエンドは昨年の勝ち馬でマイルチャンピオンシップでも5着。詰めの甘さはあるものの京都ではこれまでGIを含めて崩れたことがありません。ウインフルブルームは昨年の皐月賞3着馬ですが、朝日杯3着やシンザン記念2着を含めてマイル戦では[1-1-1-0]。京都でも2戦2連対です。

 アクションスターは冬場になると調子を上げる馬で、12月と1月に限ると[3-1-0-2]。3歳時に京成杯でフェイムゲームの2着した実績があるように重賞でも位負けしません。ブレイズアトレイルは昨年の当レースは4着に終わりましたが、不利な外枠が響いた印象があり、枠順次第では見直せます。以下、先行してしぶといマイネルメリエンダ、京都マイルではデイリー杯勝ちの実績があるホウライアキコ。

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