馬連
1点
8
13
1600円
流し
2通り
1
2
各700円
4通り
3
7
9
12
各500円
ワイド
購入:10000円(14通り)
払戻:0円 収支:-10000円
下半期の砂の王者決定戦のチャンピオンズC。昨年より阪神から中京へと舞台を移し、レース名称も一新されて行われることになったこのレースですが、第1回目は、唯一無二の逃げ馬コパノリッキーが出遅れたために、前半4F50秒4とペースが上がらず、ほぼ最後までペースが上がらないという、チャンピオン決定戦に全く相応しくない前有利な決着でした。 確かに中京ダ1800mは、スタートしてからすぐに坂を上るため、他コースよりもテンが遅くなりやすく、条件クラスであれば、よく前残りになります。しかし、オープン以上のレースであれば、今年サウンドトゥルーが勝ったジュライSのように、それでも前が飛ばして、ヴァンヌーヴォーが先頭列まで捲くって来て、消耗戦に突入となるのが通常です。当然、昨年のチャンピオンズCでもそうなるものかと思っていたら、コパノリッキーが出遅れ、出遅れてなお、後続勢がコパノリッキーをマークする不思議なレースでした。 しかし、今年は逃げ馬がコーリンベリー、コパノリッキーと2頭出走しているし、ノンコノユメを率いる社台F陣営が、万全を期して先行馬であり、逃げることも出来るグレープブランデーを出走させてきたのだから、さすがに昨年の二の舞はないでしょう。平均よりは速い流れで、ほぼ能力どおりに決まると見て予想を組み立てたいです。 このレースを順当に予想するのであれば、G1のJBCクラシック上位組となるでしょう。その中でもJBCクラシックを大目標にしなかったホッコータルマエや勢いがあるサウンドトゥルーが本命馬という観点では相応しいのかもしれません。 しかし、ホッコータルマエは、若かりし頃に逃げ馬エスポワールシチーを負かしに行って自身が失速したことがしばしばあります。確かに今年の帝王賞ではハイペースを先行してヒヤヒヤながらも勝利したように、かつてと比べると、厳しい流れでもがんばれるようにはなってきています。しかし、この馬は今回が休養明け2戦目で、前走より良化しているにしても、目標は昨年・圧勝の舞台である東京大賞典でしょう。そこを強く意識しているからこそ、JBCクラシックの前哨戦を使わなかったはず。 また、サウンドトゥルーは、ゲートが悪く、自分から動いていけない弱みがあり、近走のように展開に恵まれなかった場合は、大敗する可能性も考えられます。実際にこのレースが昨年のような流れになった場合は、目下3連勝で、このレースでは10着に凡退したインカンテーションの二の舞になる可能性も考えられます。嵌れば強烈な強さを見せる反面、嵌らなかった時の怖さがあるので、この馬はホッコータルマエ以上に信頼できません。 よって、軽く悩んだ結果、◎には穴中の穴のダノンリバティにすることにしました。この馬は初ダートのレパードSで2着と健闘し、次走では古馬相手のBSN賞で勝利しました。少なからずともこの時点まではノンコノユメとはそれほど変わらない評価で、その後のシリウスSやみやこSでともに1番人気に支持されていたことから、みなさんのこの馬に対する期待が大きいものだったというのが窺い知れます。 しかし、この2戦が本当に力負けだったかというと、私の答えは「ノー」です。まずは、シリウスS。このレースは、グランドシチーの捲くりで前が厳しい流れ。3-4コーナーでは2列目の外から勝ちに行く競馬で馬なりでポジションを押し上げ、直線序盤で先頭に立ったところで、外から突き抜けるアウォーディーに屈する形で2着。新興勢力争いと言われたこのレースでは、結果的にアウォーディーに軍配が挙がりましたが、レース内容は着差ほどの差が感じられないものでした。 そして前走のみやこSでは、最内をロスなく立ち回ったロワジャルダンが勝利するタイレコードの決着で、終始外々から3-4コーナーでは遠心力で1頭だけ大外に張られるロスが非常に多い競馬。超高速決着であそこまで外に張られると、例えホッコータルマエの力を持って挑んだとしても、勝てていたかどうかは「?」です。 とにかくダノンリバティはよっぽど手応えがいいのか、この馬に乗った時の戸崎騎手といったら、超ウルトラスペシャルなほど強気な騎乗ばかり。この馬はこれまで外から勝ちに行く競馬ばかりで、これまでダート4戦して、一度もまともに砂を被った経験すらありません。勝ちに行かないしょっぱめな競馬をした時に、どれだけ強いのかは未知数なのと、今回は手替わりで期待しました。 ○は前記したホッコータルマエ、▲はサウンドトゥルー。
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