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【勝機到来】ハンデ戦で鞍上はデムーロ、ならばマルヨバクシンで今度こそ。少し反応が鈍いタイプとはいえ、セプテンバーSもみちのくSも、勝負どころの動き出しが消極的。そのぶん、勝機に乗り遅れたが、三走前の天草特別・1分7秒5は、開催日やペースの違いこそあれ、一週前のGIII・北九州記念と0秒2差という好タイム。53キロなら、一変を期待していいのではないか。

　当面の敵は、みちのくS2着のアットウィル。鞍上ムーアとあれば、前走の戦績通りの評価でいい。57キロは文字通り少し荷が重いが、プレイズエターナルは佐世保Sを1分7秒9で3着した現級の実力馬。

　目下二連勝のメイショウブイダンは、近親がサクラバクシンオー。Vの勢いは、ひょっとして本物?トーキングドラムは、三走前の1分20秒1がかなり優秀。6Fも二度目、大幅な前進があって不思議はない。