の予想

3月29日 中京11R 高松宮記念(G1)

  • 馬連

    流し

    2通り

    17

    相手

    1

    9

    各2500円

  • 馬連

    流し

    2通り

    17

    相手

    4

    18

    各2000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    17

    相手

    6

    8

    各500円

購入:10000円(6通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 競馬場の芝コースは、桜の開花宣言とほぼ同時に馬場が速くなるもの。名古屋の桜開花は3月21日(土)で、先週も馬場が高速化していましたが、本日、土曜日の8レース・500万下では平均的な流れで決着タイム1分09秒4が出ました。もし土曜日に高松宮記念が行われていたならば、1分7秒台に突入していても不思議ではない高速化で、この傾向を踏襲するならば、前と内枠が有利でしょう。

 しかし、天気予報を見ると明日は雨模様。低気圧の最前列の配置からおそらく午前中は晴れですが、午後からは雨が降る可能性があります。その午後というのが高松宮記念が始まる前になるのか、終わった後になるのかは微妙ですが、何れにしろ不良馬場だった昨年ほど時計が掛かることはさすがになさそうです。

 ◎にはそれでもやっぱり昨年の高松宮記念を圧勝したコパノリチャードを推します。実績、実力は申し分ありません。前走の阪急杯は前を行く馬にとってタフなペース。斤量58kgを背負っていったん先頭に立った内容は着順以上の価値があります。前走のような厳しい競馬は心肺機能を鍛え上げるので、今回がタフな競馬になった場合にとても効果的な前哨戦だったと言えるでしょう。

 問題は大外17番枠という今回の枠順です。雨が降って内が悪くなるようならば逃げ馬を見ながら良いところを通れるだけに、最高の枠順でしょう。しかし、思った以上に内が悪くならず、先週から本日の馬場状態だった場合には外枠は苦しくなります。臨戦過程と実力面は申し分ないだけに、後は馬場と展開ということになるでしょう。

 ○は昨年のセントウルSの勝ち馬リトルゲルダ。昨年暮れの香港遠征は大敗しましたが、前走のオーシャンSでは好位につけるスピードを見せて6着となかなか良い内容。復調気配にあることをアピールしました。日曜日が内有利な馬場になった場合、直線うまく捌ければ距離得な枠順だけにあっと言わせる可能性は十分です。ただ、一方で内枠の差し馬は前が詰まってしまうことも多々あります。しかし、今回は前で立ち回れるエアロヴェロシティが4番枠に入ったことにより、この直後を突くことができます。そういう競馬が出来るならば、今回の1番枠は恵まれた枠順と言えるでしょう。

 ▲は昨年の高松宮記念では大敗しましたが、その後の北海道シリーズで復調し、秋のスプリンターズSでは3着入線したレッドオーヴァル。もともとデビューから5戦連続で出走馬のなかで最速の上がりタイムをマークし続けるという、離れ業を演じた瞬発力の持ち主です。前々走はスプリンターズSで全能力を出し切った後にひと息入れたために馬が本調子ではなかったのでしょう。前走は始動戦で馬場が悪くなりスタミナ切れでした。近2走は敗因がはっきりしているだけに巻き返す可能性は十分です。

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