馬連
1点
12
15
3000円
5
200円
流し
2通り
4
7
各2000円
4通り
6
9
11
13
各700円
購入:10000円(8通り)
払戻:0円 収支:-10000円
昨年試みた枠順ドラフト制が、今年は即廃止になりました。昨年、最初に希望枠順を引き当てたジェンティルドンナが4番ゲートを選択して1着。2番目のトゥザワールドが6番ゲートを選択して2着という結果で、マスコミやファンから「不公平」と非難を浴びたから廃止になったようですが、最初の前提としてドラフトというのは、不公平なものではないでしょうか? また、昨年はたまたま強い馬が絶好枠を引き当て、展開もスローで内々、前々が有利になったことで、希望順どおりの結果になりました。自分からは動けない弱い馬ならば、絶好枠を引き当てても通用しなかったはず。個人的に有馬記念は、ドリームレースとして人気を博しているだけに、他のレースとの色分け(特別感)があってもいいと考えています。枠順をドラフトにすることで、陣営がどう乗りたいと考えているかが推測できるし、それで展開も読みやすくなります。そして何よりも直前から有馬記念が盛り上がるので、個人的には枠順ドラフト制の復活を願います。 さて、本題の有馬記念の予想になりますが、まず、最初に近年の有馬記念の傾向を振り返ると、過去5年ともスローペースで決着しています。芝1200mのスプリンターズSでもスローペースになる時代ですから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、過去5年とも極端なスローペースで決着しているのです。 ただ、近2年は1-2コーナーで前が息を入れているところで、ゴールドシップがもっと前を窺っていけばいいものを、そこでは動かず、向こう上面からじわりと動いて、4コーナー手前から追い出しを開始したのもスローペースが生まれた原因でしょう。序盤からおっつけて行っても容易にバテないゴールドシップの乗り方ではなく、優等生な馬の乗り方で2年連続3着に負けているので、3度目の正直があるのか?それとも歴史は繰り返されるのか?正直、ゴールドシップにゴールドシップの乗り方をされたら勝つのはゴールドシップかもしれません。希望枠順で自ら好んで外枠を引いたとなれば、ゴールドシップの乗り方をしてくる可能性が高いのですが、意思が伝わらない抽選となると、今回での戦法が判断しがたいところです。 しかし、ゴールドシップが優等生の乗り方をした場合には、前を残らせてしまう可能性もあるので、今回はゴールドシップがどういう出方をしてきても対応できるように予想を組み立てます。よって、◎は初芝のマレーシアCでいきなり圧勝し、続く神戸新聞杯でも2着リアルスティールに2馬身差、3着以下を大きく突き放しての完勝のリアファルとしました。この馬は前走の菊花賞では1番人気を裏切る形の3着でしたが、個人的には2コーナーで捲くってきたミュゼエイリアンに先頭を奪われて、そこで動けなくなってしまったのが敗因と見ています。 リアファルは、時計の掛かる中京の重馬場で前がほぼ全滅していた日のマレーシアCで、自ら逃げながらも4コーナーから再加速したようにスタミナが非凡。よって、菊花賞でもうまく逃げられていれば、リアルスティールやキタサンブラックの決め手に屈するような結果にならならなかったと見ています。私の目には、リアファルがまだ底を見せたようには映らないので、ゴールドシップが道中でペースを引き上げたとしても、なんとか持ち堪えてくれることに賭けました。神戸新聞杯も、菊花賞も、この馬が本命でしたが、グランドフィナーレもこの馬に身を委ねます。 ○はG1で6勝を挙げた実績馬で、特に速い流れの宝塚記念を先行策から押し切った一昨年、昨年の宝塚記念の内容、PP指数ともに優秀のゴールドシップ。今回は休養明けの前走をひと叩きされての上積みが見込め、自分の競馬に徹してくれば勝ち負けまであるでしょう。 ▲は今年に入って急激に力をつけて、今年の鳴尾記念から4連勝で、宝塚記念と天皇賞(秋)を制したラブリーデイ。前走のジャパンCで連勝はストップしましたが、ゴールドシップの捲くりに合わせて早仕掛けをしてしまったのが敗因。今回も4番枠だけに、あまり積極的な競馬をするとジャパンCの二の舞になる可能性もありますが、3列目のインなら理想的な競馬が出来るでしょう。ただ、今回は相手も強くなるので、この馬が能力を出し切ったとしても勝つまでは厳しいと見て3番手評価としました。
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