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【快進撃】サナシオンの快進撃は続く。障害入りして目下5連勝。スタートの福島戦のレコード勝ちから、卓抜したスピードが評判になっていたが、飛越も無駄とブレがなくなってきた。前哨戦のイルミネーションJSも、1号障害でミスり、そのあとはどうなることかと一瞬顔をしかめてしまったが、すぐに態勢を立て直し、何事もなく初のバンケットも難なくクリア。62キロを背負いレコード勝ちには舌を巻く。中間も摩耗することなく6F・79秒7という追い切りも消化でき、体調に陰りなし。

　まずは中山グランドJの覇者アップトゥデイトとの鍔迫り合い。ただ、テッポウ実績はあるものの、やはりこちらは休み明け。前半変に競り合うようだと落とし穴ができる。

　秋嶺JSで好位差しに自信を得たマキオボーラー。イルミネーションJS2着のアシュヴィンも、前回でサナシオンとの間合いを計れたか。全盛期のスピードは失せたものの、アポロマーベリックの実績も、ここ一番では侮れない。