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【熟成】叩き三戦、コティニャックの競馬は、より味わい深くなる。新馬戦に続き、若竹賞で2着した好素材。3歳春は思うように馬体を造り切れなかったが、ひと夏越え休み明け二戦目の前回がクビ差の2着。前半1000m通過が1分ジャスト―1600m通過・1分35秒3というミドルラップの上に立ち、ラスト3Fは11秒台という内容も密度が濃い。直前の追い切りは美浦坂路で53秒6。やたら時計のかかる今のチップで、このタイムも出色。

　アドマイヤピンクは、昨年のちょうど今頃ひいらぎ賞2着。素質はむしろ、本命を上回っている。ただ、典型的なストレッチランナー。中山1800mは基本的には先行有利だけに、追い込み届かずのシーンも頭に入れておきたい。割って入ればサトノスティング。好位で立ち回る競馬も心がけているが、本質は逃げ馬。シンプルに立ち回ったほうが、好結果が出るかもしれない。本命と同レースで僅差3着のラブユアマンは右回り?ブレイクザポケット、ウインマハロは、好枠を生かして流れ込みを狙う。