の予想

10月4日 中山11R スプリンターズS(G1)

  • 単勝

    1点

    7

    1800円

  • ワイド

    1点

    7

    -

    8

    500円

  • ワイド

    流し

    2通り

    7

    相手

    5

    11

    各200円

  • 3連複

    軸1頭流し

    15通り

    7

    相手

    3

    5

    8

    11

    13

    15

    各100円

  • 3連複

    軸1頭流し

    10通り

    11

    相手

    3

    5

    8

    13

    15

    各100円

  • 3連単

    フォーメーション

    48通り

    1着

    7

    2着

    3

    5

    8

    11

    13

    15

    相手

    2

    3

    5

    7

    8

    11

    12

    13

    15

    16

    各100円

購入:10000円(77通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 中山芝1200mで行われるスプリンターズS。予想の大前提として、過去3回、中山芝1200mで行われた同レースの最終追い切り内容を最重要視することを掲げておきます。過去3回で馬券圏内に入ったのべ9頭は下記の通りですが、すべて最終追い切り場所は『栗東坂路』でした。

2011年
1着 カレンチャン (3) 24.0/12.1-11.9
2着 パドトロワ (9) 24.2/12.4-11.8
3着 エーシンヴァーゴウ (7) 24.8/12.2-12.6

2012年
1着 ロードカナロア (2) 24.4/12.2-12.2
2着 カレンチャン (1) 24.3/12.2-12.1
3着 ドリームバレンチノ (9) 24.5/12.5-12.0

2013年
1着 ロードカナロア (1) 24.2/12.3-11.9
2着 ハクサンムーン (2) 24.7/12.6-12.1
3着 マヤノリュウジン (15) 24.2/11.9-12.3

 ()内は人気、そして2F時計、更に2F時計のラップ詳細を記しています。ここでもうひとつの条件が『2F24.9秒以下』です。これもすべての馬が該当しています。そして、ラップ詳細は3F目から4F目にかけて加速していることがベスト。最低でも減速しないということが条件になります。

 今年の出走馬で最終追い切り場所が栗東坂路だった頭数は多くなりますが、3F目から4F目が加速もしくは同じラップの馬は3頭しかいません。その中での選択ということになれば、ラスト11.7秒の◎ベルカントが最適でしょう。「2歳、3歳の頃のゴール前はスピードの惰性でなだれ込むような走りだったけど、坂路でラスト1F11秒台を連発するようになってから、アイビスSD、北九州記念ともにゴール前で後続を突き放す伸びを見せている。これは調教の動きが実戦にも反映しているんだろうね」とは角田晃一調教師。中山競馬場は朝日杯FS以来となりますが、直線の急坂が気にならないのも、そんな坂路での動きがあるからでしょう。

 また輸送に関しても「普通の馬なら、前泊輸送なら10キロくらいは減るんだけど、今のベルカントはそこまで減らないもんね。本当にしっかりしてきたよ」と今の充実ぶりが輸送の心配もないということを示しているようです。もちろん、武豊騎手が共同記者会見でコメントしたように、レース当日の気配というのは重要でしょうが、2日まで栗東でベルカントの調教を見た印象では、全く心配することがないくらい、どっしりと落ち着いて、充実感に満ちた表情が印象的でした。

 ○レッドオーヴァルは最後まで本命にすべきか悩んだ馬。札幌に滞在すると体調が上向くそうで、それを維持しているからこそ、最終追い切りでも安田隆行厩舎の勝負調教に該当したのでしょう。ただ「カレンチャンやロードカナロアと比較するのは…」と安田隆行調教師が話すように、現状能力で同厩舎の4連覇という偉業を果たすには少し荷が重いかも知れません。

 ▲スギノエンデバーは週明けまで全くの無警戒でしたが、最終追い切りの動きがやけに活発だと思ってみた数字が、2F24.4秒、1F11.8秒の素晴らしい時計。もちろん前半2Fが遅い分、これだけの数字が出ているわけですが、前半で脚をためれば、最後の直線はこのくらいの爆発力はあるということでしょう。

 ☆ハクサンムーンは2F24.3秒で条件には該当していますが、2013年のように加速するラップは踏めませんでした。これは今までになく闘魂を注入した追い切りになったことが影響したもの。加速するラップを踏んでいれば、こちらも本命候補でしたが、2013年ほどの粘り腰があるかどうか。あればロードカナロアに肉薄した実力の持ち主ですから、このメンバーなら圧勝でしょうが、その点に関しては疑問です。

 あとは2F時計が合格な△リトルゲルダ、△ミッキーアイル、△コパノリチャード。△ティーハーフは2F時計の条件をクリアしていませんが、近5走以内にメンバー最速上がりをマークしていて、1F11.9秒を出していることを評価しました。

 最後が藤原英昭厩舎の2頭、△ウリウリと△ストレイトガール。このレースに向けて、過去の好走時と今回の比較には非の打ちどころがありません。ただし、坂路調教馬に適性が高い、それを過去3回が証明している以上、これ以上の印を打つことはできませんでした。

 ただし、セントウルSのようにアクティブミノルがハナを切ったり、リッチタペストリーやまたストレイトガールがハナに立つというような異質の展開になれば、それら坂路調教ではない馬たちが上位独占する可能性もあるでしょう。しかし、私には冒頭の大前提があるので、今回のような評価になったというわけです。

1.リッチタペストリー
今回:軽目トラック
前回:海外

2.ストレイトガール
今回:乗込坂路主体
前回:標準坂路主体

3.リトルゲルダ
今回:標準多め坂路
前回:馬ナリ平均坂路

4.サクラゴスペル
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均併用

5.スギノエンデバー
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均トラック

6.ウキヨノカゼ
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均トラック

7.ベルカント
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

8.ハクサンムーン
今回:スパルタ坂路
前回:標準少め坂路

9.アクティブミノル
今回:標準併用
前回:標準併用

10.マジンプロスパー
今回:標準坂路主体
前回:標準トラック

11.レッドオーヴァル
今回:乗込坂路
前回:標準トラック

12.ウリウリ
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均併用

13.ミッキーアイル
今回:標準坂路
前回:標準トラック

14.フラアンジェリコ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

15.コパノリチャード
今回:標準坂路
前回:標準坂路

16.ティーハーフ
今回:標準多め坂路
前回:馬ナリ平均トラック

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