の予想

9月13日 中山11R 京成杯AH(G3)

  • 馬連

    1点

    6

    -

    7

    3000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    7

    相手

    4

    13

    各1500円

  • 馬連

    流し

    4通り

    7

    相手

    1

    3

    8

    10

    各1000円

購入:10000円(7通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 今年の京成杯AHは、出走登録がなんと30頭! なぜ、30頭も登録していたのかというと、半分は偶然。残りの半分は、3歳馬の古馬混合戦での活躍が重なった結果でしょう。NHKマイルCで敗れたヤマカツエースやヤングマンパワーなどが、その後の函館記念や関屋記念で3着と大健闘したために、NHKマイルC出走馬が大挙ここに登録してきました。マテンロウハピネスがG2のセントウルSに回るくらいですから、当然、層の厚いメンバー構成と言えるでしょう。G3にして、重賞ウイナーが8頭も出走しています。

 しかし、今回はトップハンデ58kg-53kgとハンデ差は大きく、実力差はそれほど大きくないので、実質、格下の馬でも十分チャンスがありそうです。問題は枠順。京成杯AHが行われる中山外回り芝1600mは、円状のコース。一度、外を回るとずっと外を回ることになるので、内枠が断然有利です。ハナに行ける脚があるような馬ならば、外枠でも内枠の競馬が出来るのでそれほど問題はありませんが、先行馬や差し馬は、出走頭数が多いぶん、ロスも大きくなるので割り引いて考えなければなりません。

 また、今回の秋の中山開催の芝は、金曜日の時点で重馬場。土曜日はそこからの馬場回復で標準的な決着タイムや上がり3Fタイムだったことを考慮すると、日曜日はもう少し速くなる可能性があります。更にレッドアリオンを筆頭に2列目につけたい馬のハンデが重いので、アルビアーノが逃げて意外と例年よりもスローペースよりの流れになるのかもしれません。仮にレースの前半が出遅れたレッドアリオンが逃げてしまう関屋記念のような流れになったとしても、中山で後半3Fで33秒台が出ることはまずないので、逃げ、先行馬もある程度の能力がないと残れませんが、例年よりは多少楽になる可能性が高いです。

 よって、◎には今春のNHKマイルCの2着馬アルビアーノを推します。NHKマイルCは前半ゆったりした流れでしたが、ラスト4Fは、12秒1-11秒1-11秒3-11秒8。東京マイルはラスト3F目が最速という、いわゆる早仕掛け戦になるために、前半スローでも前が残れないことが多いのですが、ラスト4F目12秒1→ラスト3F目11秒1という4コーナー手前の急加速はけっこう歪なもの。

 これは鞍上が相当自信があったのか(?)、アルビアーノが強気に先頭に並びかけて行ったために発生したものですが、ここで動いた馬というのが前記のヤマカツエースやヤングマンパワーであり、朱鷺S2着のニシノラッシュも含めて、かなりの確率で巻き返しています。しかも、アルビアーノは、新馬戦から3連勝でフラワーCも制した実績馬。今回は一気の相手強化となりますが、期待せずにはいられません。

 ○は今春のニュージーランドTで、ド派手な出遅れを挽回して、メンバー最速の上がり3Fで勝ち馬ヤマカツエースに0.1秒差(2着)に迫ったグランシルク。NHKマイルCは5着でもインから流れ込んだようなレース内容だったのであまり評価はしていませんが、これはニュージーランドTでド派手な競馬をしたダメージもあったのでしょう。前半で極端にペースが緩んだわけでもないのに、約1.0秒差の出遅れを挽回したニュージーランドTの内容が、もうワンランク上の能力を感じさせるものでしたので、今回は対抗としました。

 ▲は今春のニュージーランドTでは、直線の不利を考慮しても○グランシルクに完敗と言える内容でしたが、休養明けの前走・関屋記念で3着と成長の跡を見せたヤングマンパワー。この馬も前々走のNHKマイルCでは、早仕掛けをした馬。それも前半スローの外々を回るロスの大きい競馬をしながらも6着と、なかなかの好着順でまとめました。今回は外目の枠を引いてしまいましたが、前走・関屋記念を逃げ切り勝ちしたレッドアリオンは、実はそれほどテンが速くない馬なので、この枠からでも2列目を狙っていけそうな気がしています。

 正直、◎○▲ともに3歳馬というのは、やりすぎのような気もしなくはないのですが、エールの意も込めて大胆に打ち回してみました。そのわりに配当が安いですが!(^▽^;

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