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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

4月11日 中山11R ニュージーランドT(G2)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 NHKマイルCへのステップレースという位置づけですが、基本的には裏街道のマイル重賞で、むしろ本番に繋がらないことで定評があります。しかし、2012年の勝ち馬・カレンブラックヒルのような例外もあり、遅れてきたスターが潜んでいる可能性も残されています。

1.先行馬が頑張れる

 マイル重賞としては例外的に先行馬の活躍が目立つレースです。4コーナーで3番手以内にいた馬が最近5年間で4勝を挙げています。先行力の有無がまずチェックすべきポイントになります。

2.ファルコンS組の存在感がアップ

 中京競馬場の改修で芝1400mに変更された2012年以降、ファルコンSとの関連性が深まりました。昨年はファルコンS組が1・3着。今年もファルコンS組から目を離せません。

3.500万下勝ち馬の勢いに注目

 過去10年で前走500万下を勝って臨戦した馬が3勝を挙げています。すでに重賞を勝った馬はここをパスすることが多く、前走で重賞を負けた馬が主力を形成するのが通例です。鮮度に欠けるメンバー構成になりがちなので、500万を勝って勢いのある馬は侮れません。



 グランシルクは中山マイルで2連勝中。前走は早め先頭に立つ危なげない内容でした。近親にブレイクランアウトがいる良血馬で、燃えすぎる気性がネックでしたが、マイル戦に矛先を向けることで才能が開花した印象です。今の勢いなら重賞でも差は感じられません。

 ダイトウキョウはグランシルクと同じく戸田厩舎の所属。やや詰めの甘いところがありますが、札幌・中山と直線の短いコースでは2戦2勝。安定した先行力から目が離せません。ヤマカツエースはファルコンSで3着。直線で詰まる場面がなければ勝っていても不思議ない内容でした。主戦の池添騎手に戻るのは好材料。

 アルマワイオリはアーリントンC2着ですが、他馬より1kg重い斤量を背負ってのものですから価値があります。この世代のマイル路線では上位安定の存在。アクティブミノルはファルコンSできわどい2着。先行して大崩れしない馬で、中山コースならばさらに戦力アップが期待できます。

 ヤングマンパワーはアーリントンCの勝ち馬。ここまでの3戦いずれも好勝負に持ち込んでいるように、大型馬らしからぬ器用さも持ち合わせています。重賞連覇なら一躍この路線の先頭に踊り出ます。マテンロウハピネスは3戦2勝。ダッシングブレイズの追撃を振りきったフローラルウォーク賞は強い内容でした。初の関東圏への輸送をこなせれば。

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