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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

3月22日 中山11R スプリングS(G2)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 今年は弥生賞に続き、スプリングSも落ち着いた頭数になりそうです。重賞勝ち馬4頭が顔を揃えるメンバー構成で、賞金の足りない馬は他に回らざるを得なくなったようで、少数激戦のスプリングSになります。

 本番より短い1800mで行われますが、近年の皐月賞はスピード勝負になる確率が高いので、レースの流れとしては本番に近くなりやすい傾向があります。その意味では、弥生賞以上の重要レースとも言えます。キーワードとなるのは「スピード」です。

1.マイルを走れるスピードが活きる

 去年の1・2着馬ロサギガンティア、アジアエクスプレスにはいずれもマイル戦での勝ち鞍がありました。一方、人気を裏切って6着に敗れたベルキャニオンは1800-2000mだけを使われていました。一昨年も同様で、ワンツーしたロゴタイプとタマモベストプレイがマイル以下の距離で勝っていました。

2.大型馬がパワーで台頭

 昨年は528kgという巨漢馬2頭がワンツーを決めました。2010年の勝ち馬アリゼオは514kgでしたし、2009年は508kgのレッドスパーダが2着に激走しています。大型馬のパワーが活きる舞台で、人気薄でもマークを外せません。

3.内枠の格下馬の食い込みに注意

 小回りの中山1800で紛れが多い舞台です。人気馬が1-3着を占めることは稀で、一頭は人気薄の紛れ込みが狙えます。2012年の3着馬ロジメジャーと2010年の2着馬ゲシュタルトはいずれも10番人気の1勝馬でしたが、もうひとつ内枠という共通点もありました。

 ダノンプラチナ対リアルスティール。ディープインパクト産駒の素質馬の一騎討ちになりそうです。素質的には甲乙つけ難いところですが、スピード能力を重視してここはダノンプラチナを上に見ます。

 ミュゼスルタンは夏の新潟以来の久々ですが、乗り込みは充分。持ち前のスピードを発揮できればいきなりから好走もあり得ます。フォワードカフェは510kgを超す大型馬で、中山替わりで詰めの甘さを払拭しました。虎視眈々と出走権獲得を狙います。ベルーフ、ブラックバゴは京成杯からの臨戦で、ここはやや距離不足。抑えまでの評価とします。

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