最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 年明け初めてのグレード別定による古馬中距離GII戦。比較的実績馬が参戦しやすい条件ですが、このレースに中長距離のGIホースが参戦してくることは稀です。直近では2010年のマイネルキッツ、キャプテントゥーレの例があるくらいで、その前となると1999年のスペシャルウィークまで遡ります。 どちらかというと地味なこのレースに、今年はグランプリ3勝の名馬ゴールドシップが参戦してきました。スターホースの冬場のステップとしては2月の京都記念が選ばれるのが通例ですが、この馬は京都コースが苦手なので、正月中山によもやのビッグネーム登場となりました。 1.格がものを言う 前出のスペシャルウィークは近況が一息で2番人気に留まっていましたが、レースは快勝。この例にかぎらず、基本的にGIやGIIで好走実績がある馬が強いレースです。条件クラスやオープン特別を勝って勢いに乗っての挑戦はほとんど跳ね返されています。 2.ベテランが強い 前週の日経新春杯では若い馬が強かったのとは対照的です。最近10年間で4歳馬の優勝は2007年のマツリダゴッホ一頭しかいません。6歳馬が2勝、7歳馬が3勝、8歳馬の2着も4回あります。近走くすぶっている高齢馬の巻き返しが馬券的な狙い目です。 3.ロングスパート勝負で瞬発力型沈黙 外回りコースが使われるので、ほぼ例外なく向こう正面からのロングスパート勝負になります。ある意味内回りの有馬記念よりもごまかしの効かないレースとすら言えるかもしれません。去年のレッドレイヴン、一昨年のルルーシュなど、一瞬の切れ味を武器にしているタイプはことごとく人気を裏切っています。中山でも内回りでの実績は疑ってみるべきです。 ゴールドシップは大きく外を回った札幌記念(ハープスターの2着)が示す通り、上がりが速すぎない競馬ならば多少外を回ることになっても並みのGIIクラス相手では能力的に突出しています。前走の有馬記念はまさかの上がり勝負になって惜敗。外回りに替わるここは鬱憤を晴らすのに格好の舞台です。 フェイムゲームは不器用なハーツクライ産駒が古馬になって大成するパターンで、昨年は重賞を2勝と本物になってきました。本質的に府中向きですが、昨年はディセンバーS6着から当レース3着と着順を上げており、中山でも外回りなら不足はありません。 ダークシャドウは明けて8歳の大ベテランですが、このレースにおいては「黄金の8歳」とも言えます。上がりが速いレースだと足がついていかない傾向が顕著ですが、昨年もエプソムC3着、函館記念2着と条件さえ合えばやれるところを見せています。このレースに強いベリー騎手鞍上も心強いところ。 エアソミュールは毎日王冠の覇者ですが、やや恵まれた内容での勝利で、GIIではけっして抜けた存在ではありません。どちらかというと瞬発力勝負を得意としており、ここは真価が試される一戦になりそう。マイネルフロストは切れ味では一線級に劣るので、直線に坂があるコースで見直したい一頭です。前に行ける自在性もあり、ダービー3着のスタミナに要注意。 クリールカイザーは重賞でも安定感が増しており、メンバー強化でも得意の中山なら軽視できません。オーシャンブルーは有馬記念は最外枠で何もできずに終わりましたが、スタミナ勝負になりそうな今回は巻き返しがあって不思議ないタイミングです。2012年、ゴールドシップが有馬記念を勝ったときの2着馬で、再現の可能性も考慮しておくべき。
ゴールドシップにとってタフな馬場の中山外2200mはロンスパで押し切りやすい舞台といえるし、エアソミュールも中山向きの…
⇒続きを読む
AJCCの予想を組み立てる上で、最も重要視するのが「追い切りの本数」。過去10年の優勝馬のうち、7頭が標準よりも多い追…
No.1予想の『今週の見どころ』でAJCCは前走大敗から巻き返すことが多いことを説明しました。しかし、今回のメンバーで…
【上位拮抗】フェイムゲームは有馬記念無念の除外も気配上々。昨年3着も力量アップは顕著で今年の好スタートを期待。ゴールドシ…
【格上主力】ゴールドシップの地力断然。有馬記念は超スロー。11秒5―11秒2―11秒9という、もっとも苦手とする瞬発力勝…
普通に考えると○ゴールドシップが力の違いを見せつけるところだが、同馬の場合は鞍上の意図通りに瞬時に反応するタイプではな…
各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝…
◎ゴールドシップは「ステイゴールド×メジロマックイーン」。これはオルフェーヴル(三冠、有馬記念、宝塚記念)、ドリームジ…
◎パッションダンスは、長期休養前に直結コースの新潟芝2000mで新潟大賞典(G3)を制した。復調さえすれば重賞で勝ち負け…
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 年明け初めてのグレード別…
ゴールドシップについて今さら、どうのこうの説明することはないだろう。相手は先行勢ではなく差し馬を中心に選択。ここではゴー…
中長距離のお馴染みメンバーがズラリ。そのなかでもやはり◎ゴールドシップは指数が抜けている。前走の有馬記念が106と微妙に…
GI5勝馬8ゴールドシップが格の違いでねじ伏せる!前走・有馬記念3着は復調途上は否めなかったが今度は万全のデキに戻った。…