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【軸は安泰】キングカラカウアの前走・精進湖特別は、メインの天皇賞と同距離ということもあったのだろう。1分0秒2というミドルラップで進んではいたが、逃げ馬と二番手の二頭と後続とが、大きく離れる変則競馬。キングカラカウアだけではなく、有力各馬は動くに動けず。その悔いみたいなものを、しっかりと今回にブツけてくる。鞍上はT・ベリー。先週一週だけの騎乗だが、気迫溢れ、座位もしっかりとして腕っぷしも強し。どこか生ずるい同馬にもピッタリの鞍上だ。

　二の筆頭はストリートキャップ。スローとはいえ、東京マイルで上がり32秒7なら、1F延長にも耐えられる。○との対戦比較でいえば、スマイルシャワーもほぼ同格。ただ、基本はマイラーだけに、スタミナ切れとなるとスパーブデイの前残り。平坦の新潟とはいえ、オンタケハートの前走の上がりは32秒8の鋭さだった。