最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 なんだこれは? という名前の重賞ですが、条件としてはかつての伝統のオープン特別いちょうSを引き継ぐレースです。いちょうSは出世レースとして有名で、重賞に格上げされた昨年ものちにNHKマイルCを勝つクラリティスカイが勝利しています。 1.開幕週のスピードレース 2歳重賞では豪快な差し切りで勝ち上がって来た馬が人気することが多々ありますが、このレースは開幕週のマイル戦ですから、前が簡単には止まりません。昨年のこのレースでは、スローの新馬戦を完勝したサトノフラムが圧倒的1番人気に推されたものの大敗。勝ったのは好時計で未勝利戦を勝ったクラリティスカイでした。 2.キャリアの多さは軽視できない 昨年の勝ち馬クラリティスカイは3戦目の勝ち上がりでしたし、3着のミッキーユニバースは前走の札幌2歳Sを負けてこのレースが3戦目。一昨年まで10月に行われていたデイリー杯でも1戦1勝馬よりキャリアが多い馬の活躍が目立っていました。超大物クラスがデビューするのはこれからなので、この時期の1戦1勝馬はどんなに勝ちっぷりが鮮やかでもその中身には疑ってかかる余地があります。 3.トーセンファントム産駒に要注意 トーセンファントムは自身がオープン特別時代のいちょうSの勝者でしたし、産駒はサンプルが少ないものの東京芝1600mでは[1-1-0-5]と好相性を示しています。昨年の2・3着馬はネオユニヴァース産駒でしたし、この条件ではネオユニヴァース血脈は軽視できません。 アストラエンブレムは初戦で僅差負けしたロスカボスが次走で野路菊Sを完勝していますし、本馬も新潟芝マイルの未勝利戦を好時計で圧勝。そこで2着に負かしたブレイブスマッシュがまた札幌で圧勝していますから、時計的にもメンバー比較的にも能力の裏付けは申し分有りません。兄は札幌2歳Sの勝者ブライトエンブレムで父はダイワメジャー。ここも通過点と考えられる血統背景の持ち主です。 ブレイブスマッシュはキャリア4戦で1勝2着が3回。敗れた相手にロードクエストやアストラエンブレムがいます。どんなコースでも好勝負できるレースセンスは大きな武器になるでしょう。ハレルヤボーイは使われたことでレースを覚えて未勝利戦を5馬身差で圧勝。持ち時計はナンバーワンですし、折り合いに進境を見せた今ならば東京替わりでさらに上昇が見込めます。 イモータルは新潟の新馬戦で上がり3F32.9秒の脚を使ってド派手に圧勝。ただしスローの1800m戦でしたから、マイル重賞に替わって超えるべき壁は低くありません。マコトルーメンは函館2歳Sを5着で新潟2歳Sで3着。堅実な追い込みはここでも侮れません。トウショウドラフタは新潟2歳Sでは大敗しましたが、新馬戦同様の先行策なら一変しても驚けません。リセエンヌはディープインパクト産駒の素質馬ですが、現状は線の細さが目立ちます。時計が早くなるようだと脆いところが出るかもしれません。
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