の予想

5月31日 東京10R 日本ダービー(G1)

  • 単勝

    1点

    11

    4000円

  • 馬連

    1点

    11

    -

    14

    3000円

  • ワイド

    1点

    11

    -

    14

    3000円

購入:10000円(3通り)

結果

【ワイド】
3000円 × 4.0倍 = 12000円

このレースの収支

払戻:12000円
収支:+2000円

の見解

 サトノクラウンは母が強力な父母相似配合で、そこにアウトブリードのマージュが配された緊張と緩和のリズムが良い好配合。

 母父ロッシーニはイルーシヴクオリティ(ショウナンアデラの母父)の弟で、この兄弟が母系に入って成功している根拠といえる母タッチオブグレートネスの名血を、ラストタイクーンやヴェットーリを使って密に増幅しているのも見事だ。

 たとえばサトノクラウンを父に置いて、ドゥラメンテとリアルスティールを母に置いて架空の5代血統表をつくってみると、どちらも実に好配合になるので驚かされるが、同世代の良血馬との配合が決まりやすいというのはサトノクラウンの種牡馬としての大きな魅力で、そのあたりまで踏まえた血統屋の目線でいうと、今年のダービーを勝つべき血統はサトノクラウンではないかという、オカルトと言われるかもしれないがそんな◎を打ってみたくなった。

 もちろん他にも根拠はあって、ナスキロ柔い体質としなやかなストライドは東京向きで、この馬が最も“ハッとする脚”を使ったのは中山の弥生賞ではなく東京の東スポ杯だし、だから当初から皐月賞で凡走してもダービーで見直すつもりで構えていた。

 そして東京でナスキロ柔い馬に乗せたらルメールは名人で、テン乗りの皐月賞は名人にしては下手に乗ってしまったものの、名人が同じ失敗を繰り返すとは思えないから、あれぐらい乗り損ねたら却って次は◎を打ちやすい。

 ドゥラメンテはダービーを獲るために生まれてきたような血統背景で、叔父のルーラーシップより配合は上だとほめてきたし、もちろん東京向きだと思うが、サトノクラウンのこの好配合とルメールの手腕をもってすれば、ひと泡吹かせることも十分可能だと思っている。

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