の予想

5月17日 東京11R ヴィクトリアマイル(G1)

  • 複勝

    1点

    3

    5000円

  • 馬連

    流し

    4通り

    3

    相手

    2

    6

    15

    17

    各1000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    3

    相手

    9

    11

    各500円

購入:10000円(7通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 今週からBコースに変わり、良馬場ならば先週以上の高速馬場で行われるヴィクトリアマイル。いかにも牝馬限定戦らしく、末脚を生かしたい馬が集結し、前半はお先にどうぞ、どうぞの譲り合いのスローペースから決め手比べになるのがこのレースの傾向です。基本的に先行馬が有利であり、スイープトウショウやカワカミプリンセスなどの名だたる名牝も、このレースでは前につけられない弱みが祟って9着、10着に敗れました。昨年の1番人気馬スマートレイアーも8着でした。つまり、序盤である程度前目の位置が確保できる馬を本命に選ぶのが、このレースでの最大のポイントとなります。

 よって、◎には福島牝馬Sの勝ち馬スイートサルサを推します。この馬は出遅れ癖があるために後方からのレースをすることが多く、末脚勝負の馬というイメージが強い馬ですが、本来は一昨年の府中牝馬Sのように好位からレースを進めたほうが成績にまとまりが出るタイプの馬です。今回は例年以上に先行タイプが少なく、スローペースの気配が漂う一戦。そこにきて高速馬場となると内枠、先行タイプが明らかに有利となります。

 スイートサルサは今回は絶好の3番枠を引き当てました。出遅れ癖のある馬だけにスタートを五分に出ることが好走の絶対条件となりますが、変に溜めずに好位の直後から突き抜けるイメージで乗れば、今回の出走馬のなかではPP指数上位にあたる馬だけに勝利しても驚けない馬と言えるでしょう。競馬新聞の陣営のコメントで「末脚を生かす競馬をしたい」と掲載されていたのが気になったので、この予想コラムを書くちょっと前に菊川先生に「本命打つから、カフェブリリアントと一緒に上がっていく感じでお願いします」と伝えておきました(笑)。その前提での本命馬です。

 ○はここに来て急上昇中の上がり馬カフェブリリアント。前哨戦の阪神牝馬Sも勝利してこれで3連勝中です。ちょっと前は500万下条件をウロウロしていた馬がこんなに急に成長したのかは、モーリス同様の堀マジックとしか言いようがありませんが、前走のレース内容は好位から伸びたものでフロックとは言えません。

 今回は2番枠を引き当てました。高速馬場ではもっともロスのないレースがしやすい枠、前走で芝1400m戦を使われているので流れにも乗りやすいでしょう。まさに下克上を果たす可能性は十分です。

 ▲は昨年の府中牝馬Sを勝利し、愛知杯も勝利した末脚自慢のディアデラマドレ。前走のマイラーズCでは上がり3F31秒台をマークしました。京都の超高速馬場だったとは言え驚異的な数字です。前走は出遅れて力を出し切っていないので体調面は順当に上向いてくるでしょう。

 しかし今回は先行勢が手薄でスロー必至のメンバー構成、先週のNHKマイルカップでは超スローペースとなったために4角で外を回った差し馬はすべて不発となったように、スローで高速馬場のレースはちょっとしたコースロスが致命傷になります。しかし、この馬の能力ならば外を回ってもとも考えられますが、理想は死んだふりから直線の内を強襲でしょう。さて、どうなるでしょうか。

このレースの予想一覧