の予想

2月15日 東京11R 共同通信杯(G3)

  • 馬単

    1点

    8

    3

    5000円

  • 馬単

    1点

    8

    1

    3000円

  • 馬単

    1点

    8

    10

    2000円

購入:10000円(3通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 ドゥラメンテはキンカメ×サンデーとしては、そしてエアグルーヴの孫としては、今日本で実現しうるベストの配合の一つだと思っている。

 その理由を全部書くと長くなるのでやめておくが(結局長くなりました…)、競走馬としては「ハイペリオンとナスルーラ」の組み合わせ特有の斬れ味をエアグルーヴやトニービンやヌレイエフから受け継いでいて、そこらのサンデー系では出せない類の骨太な斬れ方をする馬で、その点は叔父で3/4同血のルーラーシップと重なるものがある。

 しかも母父にサンデーが入ることで「3/4ノーザンダンサークロス、1/4サンデー(非ノーザンダンサー)」という今の芝中距離界で最も成功しやすい配合形になること、そして母父にスピードが入ったことで多少なりとも機動力や反応の良さが増したこと、ここはルーラーシップ以上に評価できるポイントで、叔父の無念を東京2400mで晴らすことができる器ではないかと書いてきた。

 昨今の高速馬場では瞬発力や俊敏さや立ち回りの巧さがモノを言うことが多いから、トニービンとヌレイエフのナタの斬れで走るような無骨なストレッチランナー、たとえばフラガラッハやミッキードリームのようなタイプが天下を獲るのはなかなか難しいが、でもそこにスピードを補ってやればヌーヴォレコルト(ハーツクライ×ヌレイエフ系)のような骨太な中距離馬をつくることもできる。

 エアグルーヴもルーラーシップもジャングルポケット(トニービン×ヌレイエフ)も、サンデーの血を引く名馬たち相手に感動の名勝負を繰り広げてきたのだから、ドゥラメンテと石橋脩にできないことはないだろう。

 相手はディープ3頭とみたが、リアルスティールは母系のキングマンボ的なパワーが強く表現された体質走りで全兄ラングレーとはかなりタイプが違うし、それだけに東京でビュンと斬れるディープなのかどうか、案外東京だとスロー希望かもしれない。

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