複勝
1点
2
5000円
馬連
流し
3通り
1
11
12
各1000円
4通り
3
5
6
7
各500円
購入:10000円(8通り)
払戻:0円 収支:-10000円
サマーマイルシリーズ第2戦の関屋記念。関屋記念は同年の天皇賞(秋)を制した一昨年のこのレース2着馬ジャスタウェイや、同年のマイルCSを制した昨年のこのレース2着馬ダノンシャークのように後のG1へと繋がることも少なくないレースです。しかし、今年は、いかにも中京記念の再戦ムードというメンバー構成になりました。前走G1組もそれなりの人気ですが、春のG1を大目標にした後の休養明けの一戦となれば、当然、割引が必要でしょう。 また、このレースというのは、前走で時計の掛かる馬場の福島や中京で先行した馬(厳しい流れを経験した馬)が、穴を開けるが定番のレースでした。その理由として、(1)前走であまり息を入れられない競馬を経験したことで、今回でスタミナが強化されること、(2)関屋記念は新潟の高速馬場のマイル戦で、まず、スローの上がり勝負で基本的には前が有利となりやすいこと。 しかし、今年の中京記念は、2歳未勝利戦でレコードタイムが出たことや、歴代で一番速い1分33秒4の決着からもわかるように、時計が掛かるどころかなかなかの高速馬場でした。前記の意味合いでは、中京記念組の先行馬を例年のパターンどおり過信するのは、危険とも言えなくありません。 しかしながら、新潟の芝コースは中京よりももっと高速馬場だけに、中京よりも前が残りやすい馬場状態であることは確か。となればやはり中京記念の逃げ先行タイプはやはり関屋記念の穴メーカーになりそうな気配はあると言えるでしょう。近走の成績が今ひとつの実績馬が多いメンバー構成だけに展開ひとつで大波乱までありうる、今年の関屋記念です。 よって、◎には前走の関屋記念で4着のエールブリーズを推します。この馬は芝1400m戦を使われることが多く、勝ち鞍のすべては芝1400mという馬です。ところが前走の中京記念では4コーナー手前から先頭に立って、そのまま最後まで粘り込んで粘りました。あのレースぶりは、スタミナ面に不安を抱えている馬ならば大失速していてもおかしくないレース内容でした。 おそらく現在のエールブリーズは、もっと長い距離のほうに適性がずれてきているのではないでしょうか。前走の中京記念で人気薄で勝利したスマートオリオンと似たような状況なのでしょう。 また、今回の関屋記念は見事に差し、追い込み馬ばかりのメンバー構成となりました。エールブリーズは前々での競馬が出来る馬だけに、乗り方ひとつで展開利を味方にすることが出来そうです。 ○はマイルの重賞戦線で安定した力を発揮し続けているエキストラエンド。この馬は、今回のメンバーでは能力上位と評価できる馬です。今回の出走メンバーは行きたい馬がおらず、有利となるのは逃げ、先行タイプか、強烈な末脚を持っているタイプとなりそうです。重賞競走で出走馬最速の上がりタイムを何度かマークしているように、決め手はある馬なのでチャンスはあるでしょう。 ▲は前々走の谷川岳Sでは上がり31秒台の脚を使って追い込み勝ちを決めたように、末脚には自信を持っているサトノギャラント。常に展開次第のところがある馬なので信頼性には乏しく、決して強い馬とは評価できません。しかし、今回は決め手だけを問われる展開になる可能性は高く、そうなればこの馬の末脚を無視するわけにはいかないでしょう。
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