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　マンハッタンカフェは母父父がリボー系の凱旋門賞馬アレッジドで、ビワハイジやスリップアンカーなどと同じドイツ牝系で、サンデーサイレンス代表産駒の中でも母方にアウトサイダー血脈が強い。

　しかもノーザンダンサーの血を全く引かないので、レッドディザイア(母がノーザンダンサー3×3)やヒルノダムール(母がニジンスキー≒ザミンストレルの3/4同血クロス2×3)など、ノーザンダンサー血脈の強いクロスを持つ牝馬との配合がよく成功した。

　レッドカーラの母シンデレラロマンスはノーザンダンサー4×4、セクレタリアト≒サーゲイロードの3/4同血クロス4･5×4･5で、こういうクロスがうるさい牝馬との配合が決まるのが種牡馬マンハッタンカフェの強みの一つだった。

　母父イリューシヴクオリティ(ゴーンウエスト産駒のマイラー)の影響が強い体型体質で、1400mでは[1.1.0.0]、春にラッフォルツァートの2着したときも決して力負けという内容ではなかったし、最近は食いが良くなって馬体が充実してきたから、ハンデ51キロなら昇級いきなり狙いが立つ。