丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

8月23日 札幌11R 札幌記念(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    12

    相手

    1

    4

    7

    9

    11

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    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    12

    2着

    1

    相手

    4

    7

    9

    11

    14

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    12

    2着

    7

    相手

    1

    4

    9

    11

    14

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【これぞG1馬】トーホウジャッカルは、何故GI馬足りうるのか。シルエット、皮膚の薄さ、歩様、そして闘志――宝塚記念のパドックで、なるほどGI馬。その造りに改めて瞠目。なんて、従来の記録を大幅に塗り替える、菊花賞・3分1秒0の大レコードの反動は意外に大きく、予定していた天皇賞(春)は回避。宝塚記念へとローテがずれ込み、調整過程も造りも決して順調とはいえなかったし、外目14番枠で道中は前に壁を作れず。しかし、おっかなびっくり状態で終始外を回されるロスがありながらも、直線一旦伸び掛かる素振り。能力をダイレクトに信頼して競馬を運んでいれば、0秒3差もなんとかなったか。鞍上の酒井も、その思いが強いだけに、今度はしっかりとした、本命馬の正攻法の競馬で臨む。札幌記念は別定のGII、まずは能力ありき。それで負けたら仕方なし。昨年のちょうど今頃、坂路調教の時計上昇とともに菊へと参戦した馬だけに、果たして坂路ではなくコース追いで仕上がるのか。ふたを開けてみれば愕然とする、細い馬体だったりするかもしれないが、宝塚記念で受けたGI馬の感触を大切にしたい。

逆転があればラキシス。休むたび成長を促してきた馬とはいえ、宝塚記念の478キロは少し重かったか。しかも宝塚は、前半1000mは1分2秒5のスロー。上がり3Fではなく4F目から、11秒7―11秒0―11秒6と一気にピッチが上がり、ラスト1Fは逆に12秒4。差し馬や後続各馬も、脚の使いどころを見失ってしまった。ま、ルメールとすれば、有馬記念・0秒2差をビデオで眺めていたろうし、捌き一つで牡馬混合のGIもなんとかなるとの思いは強かったろう。実際GIIの大阪杯では、キズナ等、牡馬GI級を撃破。宝塚は心の内では実は自信満々。追い出して、もうひとつの伸び脚に、重いのか?あれあれ?――だったかもしれないなぁ。タイトな札幌2000m適性が見え辛いものの、大阪杯の馬場をこなせるのなら洋芝は大丈夫。あの宝塚を糧に、今度は仕上げもポジショニングも精緻に油断なく運ぶハズだ。

洋芝適性が見え辛いぶん、三番手評価としたが、ラストインパクトは天皇賞(春)を、直線半ばまでは勝ったかに思わせ、見せ場たっぷりに0秒2差。阪神大賞典ではゴールドシップに遊ばれもしたが、別定GIIの2000mなら格も実績も上位にランクされる。惑星はステラウインド。本年の七夕賞は1000m通過が59秒5のミドル。よどみのない平均ラップが積み重なり、結果は過去十年では最速の1分58秒2。GIIに入っても胸を張れる2着だった。

ディサイファはGIII2勝。エプソムCは将来性の高い4歳二騎に遅れをとったものの、僅差の3着と地力は確認。ダービーフィズの函館記念・1分59秒1も、過去十年で3位と質が高い。

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