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【格上主力】クリノスターオーの地力上位。平安S、シリウスS、アンタレスSなどGIIIを3勝。昨年のエルムSは、GI馬ローマンレジェンドと息詰まる叩き合いでアタマ差2着に善戦。脚抜きのいい馬場とはいえ、レコードに0秒2差の1分41秒9というHレベル決着に持ち込んでいる。昨年の北海道シリーズの経験を生かし、帝王賞後の乗り込みも精緻だ。

前年はコーナー4つの小回り独特の流れに乗れなかったが、今季のジェベルムーサは函館シリーズの大沼Sをひとマクり。マリーンCは逆に自身が目標となり、3着に追い負けてしまったが、脚の使いどころと1700ダートのリズムは、しっかりと岩田の手の内に入った。

マリーンCを制したソロルも、ブリンカーを装着し集中力が途切れなくなった。57・5キロから56キロへと、重量も有利になる。GI馬グレープブランデーは、プロキオンS5着に、ルメールも復調の手応え。

カチューシャの前走は出遅れに加え鞍ズレ、13着大敗は参考外でいい。ツボにハマればゴールスキーも大駈けがある。