最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 これからGI戦線に殴り込んでいこう、というチャレンジャーのためのハンデGIII。3年前まで同時期の阪神芝1800mでは別定で鳴尾記念が行われていましたが、こちらはハンデ戦ですし、また前週に金鯱賞が移動してきたこともあって、以前の鳴尾記念とは異なる味付けのGIII戦になっています。 1.マイル戦で好走できるスピードが必要 去年の勝ち馬アルキメデスはアーリントンC3着、一昨年の勝ち馬ショウリュウムーンはマイル重賞で2勝2着2回という実績がありました。去年の3着馬ハナズゴールもマイル重賞2勝。このコースはマイル戦並みのペースで流れるので、スムーズに追走するためにはマイル重賞で好走できるようなスピード能力が必要になるのだと思われます。 2.前走オープン特別組が不振 一昨年はカシオペアSを勝ったリルダヴァルが1番人気に支持されて15着、昨年はアンドロメダSを勝ったラウンドワールドが小差2番人気で10着と大敗しています。2年だけのデータではありますが、前走でオープン特別を勝った馬よりも重賞で負けていた馬の巻き返しを狙うほうが馬券的には有効です。 3.最後はスタミナも必要 今年は出走がありませんが、近2年は福島記念から臨戦した馬が2着に好走しています。また、スワンSやエリザベス女王杯という格上レースからの参戦が3着と1着。オープン特別組が苦戦していることと併せて考えると、ローカルの持続力勝負や格上のレースで培われたスタミナが最後にものを言うのではないでしょうか。 ここまで5戦無敗のエイシンヒカリが人気を集めそうです。当コースでの勝ち鞍もありますが、近2走は芝2000mで道中息が入る展開でした。チャレンジカップが近2年同様のスピードレースになると想定するならば、もう一つ上のパフォーマンスを発揮する必要があります。 ダイワマッジョーレは昨年の京王杯の勝ち馬でマイルチャンピオンカップでも2着した実績があります。このメンバーでは実績ナンバーワンのマイラーで、前走のマイルチャンピオンシップではハイペースを先行して9着と復調気配を見せました。マイル戦での実績を重視というのが本稿の趣旨ですので、底力あるこの馬を主力に採ります。 対抗はこのコースでは2戦2勝、春にはエプソムCを勝つディサイファも破っているスマートレイアー。マコトブリジャールは春にこのコースで2戦2勝。いずれも前走の大敗から一変しての勝利ですから、前走カシオペアS8着は度外視して狙ってみる価値があります。
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