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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

9月14日 阪神11R セントウルS(G2)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 季節の変わり目の高速スプリント戦。芝1200戦としては唯一のGII戦で、なおかつ国際競走でもあり、スプリンターズSへのひと叩きのために、毎年豪華なメンバーが集結します。ところが、実績通りにすんなりとは収まらないレースでもあって、的中させるには少々工夫が必要になります。

1.上がりが速い決着で軽量馬が台頭

 秋の開幕週で、芝の状態は絶好。前はなかなか止まりません。また、阪神芝1200mはスタートから最初のコーナーまでの距離が短いために、器用さが必要とされるコースです。斤量を背負った実績馬のエンジンがかかった頃には、上手に立ち回った軽量馬がトップスピードに乗っている、というパターンが通例。3歳馬、牝馬など、格下と見なされている軽量馬のチャレンジを積極的に応援しましょう。

2.夏に使われている馬がもうひと頑張り

 サマースプリントシリーズの最終戦でもあり、シリーズを使われた組と、夏場を休養にあてていた組との比較が問題になりますが、過去を振り返れば、「休養組は勝ち切れない」という結果がはっきり出ています。シリーズ組の最後のひと踏ん張りに期待して、連単系の馬券を組み立てたいところ。

3.新潟、小倉の野芝からの臨戦が◎

 阪神開幕週の高速決着に対応するためには、前走で新潟か小倉の時計が速いレースを走っていた馬の方が有利なのは容易に想像ができます。昨年までこのレースでは、前走で新潟か小倉を走っていた馬が7連勝中。もちろん出走比率も多いのですが、1頭も1番人気を含まずにこの成績だということは注目に値します。

 エピセアロームは北九州記念では人気を裏切りましたが、斤量を背負っている馬には不利なレースですし、展開も不向きでした。器用さが活きる阪神コースの方が持ち味が活きる馬で、現に一昨年の覇者でもあります。別定戦に替わって1kg減、今回が「買い」のタイミングです。

 ハクサンムーンは実績的には断然の存在。今年は不振ですが、得意の高速コースに替わる今回は巻き返し必至でしょう。リトルゲルダとトーホウアマポーラはサマースプリントシリーズのポイント上位二頭ですが、阪神の開幕週ということで、スピード豊富なリトルゲルダを上に見ます。

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