の予想

9月14日 阪神11R セントウルS(G2)

  • 単勝

    1点

    2

    2000円

  • 馬連

    1点

    2

    -

    15

    2000円

  • 3連単

    BOX

    6通り

    1

    2

    15

    各200円

  • 3連単

    フォーメーション

    48通り

    1着

    1

    2

    15

    2着

    1

    2

    15

    相手

    1

    2

    4

    5

    8

    9

    10

    12

    14

    15

    各100円

購入:10000円(56通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 阪神競馬場の開幕週、芝1200mで行われるセントウルS。これまで当コラムなど読み続けていただき、私(調教捜査官)の予想方法をご存知の方なら「坂路調教馬でしょ」と思われるかも知れません。正しく、その通り。2004年以降、阪神競馬場で行われた9回のうち、8回の優勝馬の最終追い切り場所は「栗東坂路」でした。

 しかし、栗東坂路というポイントだけでは、今年の出走馬でも12頭が該当。それ以外の調教パターンでフィルターにかける必要があります。実は、近4年の優勝馬の「4F時計」と「2F時計」に共通点がありました。

2010年 ダッシャーゴーゴー 52.9-24.4
2011年 エーシンヴァーゴウ 52.1-24.9
2012年 エピセアローム   52.3-24.7
2013年 ハクサンムーン   52.7-24.7

 それが4F時計「52.9秒以下」、2F時計「24.9秒以下」でした。阪神競馬場で行われた過去9回という範囲に広げて、この調教条件に該当した馬の成績を調べても、単勝回収率119%という成績。2010年以降に絞れば、単勝回収率231%ですから、近年顕著な調教傾向です。

 今年の出走馬でこの調教パターンに該当するのは3頭。しかし、私が印を打ったのは◎マヤノリュウジンだけ。その理由は「ローテーション」です。この調教条件に該当した馬をローテーション別に検証すると、中6週以下のローテーションが圧倒的に良績を残しています。もちろん、前記した優勝馬はすべて中6週以下。2010年以降、調教パターンに該当して、中6週以下だった馬の成績は[4-0-0-7]で単勝回収率335%。本命選びはこのアプローチでまず間違いないと思います。

 強いて心配点を挙げれば、マヤノリュウジンの「脚質」。前走もそうだったように、後方一気で連勝中ですから、今回もその公算は大。その点について、庄野靖志調教師に取材すると「スタートして、無理に位置を取りにいくと、どうしても末脚が甘くなってしまうタイプ。ゲートを出てじっとしていれば、脚がたまって、直線で凄い脚を使ってくれます。それはジョッキーも把握しているので、今回も後方からのレースになるでしょうね。でも、それがこの馬の持ち味ですし、開幕週だからといって、無理に位置を取りにいくと、ここ2戦のような競馬はできないと思います」とコメント。自分の競馬に徹して、前を捕まえられなければ仕方ない、ということでしょう。

 昨年の覇者、○ハクサンムーンは最終追い切りの時計が昨年より遅くなり、過去4年の優勝馬とは違う調教パターンになりました。その分、対抗評価としましたが、帰厩当初から、春とは全く違う馬体を見せているだけに、勝っても全く不思議ありません。

 ▲リトルゲルダはアイビスSDから叩き3走目になりますが、今回の追い切りは前走以上の迫力。それを客観的に示すように、鮫島一歩厩舎の勝負調教(調教タイプが馬ナリ平均坂路)にも該当しました。4F時計、2F時計も過去4年の優勝馬よりわずかに遅いだけなので、勝つ可能性もあると思います。

 △トーホウアマポーラ、△アンバルブライベン、△バクシンテイオー、△メイショウイザヨイは、過去の好走時の調教内容と今回がほぼ同じ。そういった意味で評価しています。△エーシントップと△ダッシャーゴーゴーは休み明けでも、好走時とほぼ同じ最終追い切りの時計を出せている点を評価。

 最後に☆プリンセスメモリーは最終追い切り場所が美浦坂路ですが、この調教場所は過去にアンシェルブルーが12番人気3着という大穴激走を見せているので、押さえておきました。

1.リトルゲルダ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準坂路

2.マヤノリュウジン
今回:標準多め坂路
前回:標準トラック

3.エピセアローム
今回:急仕上げ坂路
前回:標準坂路

4.トーホウアマポーラ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路主体

5.プリンセスメモリー
今回:標準坂路
前回:標準坂路

6.スギノエンデバー
今回:乗込坂路
前回:標準少め坂路

7.リアルヴィーナス
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均坂路主体

8.アンバルブライベン
今回:軽目坂路
前回:馬ナリ平均坂路

9.バクシンテイオー
今回:軽目トラック
前回:軽目トラック

10.メイショウイザヨイ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

11.アルマリンピア
今回:標準坂路
前回:標準坂路

12.エーシントップ
今回:標準少め併用
前回:一杯平均トラック

13.フォーエバーマーク
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック

14.ダッシャーゴーゴー
今回:標準坂路
前回:海外

15.ハクサンムーン
今回:標準少め坂路
前回:標準多め坂路

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