単勝
1点
2
2000円
馬連
15
3連単
BOX
6通り
1
各200円
フォーメーション
48通り
4
5
8
9
10
12
14
各100円
購入:10000円(56通り)
払戻:0円 収支:-10000円
阪神競馬場の開幕週、芝1200mで行われるセントウルS。これまで当コラムなど読み続けていただき、私(調教捜査官)の予想方法をご存知の方なら「坂路調教馬でしょ」と思われるかも知れません。正しく、その通り。2004年以降、阪神競馬場で行われた9回のうち、8回の優勝馬の最終追い切り場所は「栗東坂路」でした。 しかし、栗東坂路というポイントだけでは、今年の出走馬でも12頭が該当。それ以外の調教パターンでフィルターにかける必要があります。実は、近4年の優勝馬の「4F時計」と「2F時計」に共通点がありました。 2010年 ダッシャーゴーゴー 52.9-24.4 2011年 エーシンヴァーゴウ 52.1-24.9 2012年 エピセアローム 52.3-24.7 2013年 ハクサンムーン 52.7-24.7 それが4F時計「52.9秒以下」、2F時計「24.9秒以下」でした。阪神競馬場で行われた過去9回という範囲に広げて、この調教条件に該当した馬の成績を調べても、単勝回収率119%という成績。2010年以降に絞れば、単勝回収率231%ですから、近年顕著な調教傾向です。 今年の出走馬でこの調教パターンに該当するのは3頭。しかし、私が印を打ったのは◎マヤノリュウジンだけ。その理由は「ローテーション」です。この調教条件に該当した馬をローテーション別に検証すると、中6週以下のローテーションが圧倒的に良績を残しています。もちろん、前記した優勝馬はすべて中6週以下。2010年以降、調教パターンに該当して、中6週以下だった馬の成績は[4-0-0-7]で単勝回収率335%。本命選びはこのアプローチでまず間違いないと思います。 強いて心配点を挙げれば、マヤノリュウジンの「脚質」。前走もそうだったように、後方一気で連勝中ですから、今回もその公算は大。その点について、庄野靖志調教師に取材すると「スタートして、無理に位置を取りにいくと、どうしても末脚が甘くなってしまうタイプ。ゲートを出てじっとしていれば、脚がたまって、直線で凄い脚を使ってくれます。それはジョッキーも把握しているので、今回も後方からのレースになるでしょうね。でも、それがこの馬の持ち味ですし、開幕週だからといって、無理に位置を取りにいくと、ここ2戦のような競馬はできないと思います」とコメント。自分の競馬に徹して、前を捕まえられなければ仕方ない、ということでしょう。 昨年の覇者、○ハクサンムーンは最終追い切りの時計が昨年より遅くなり、過去4年の優勝馬とは違う調教パターンになりました。その分、対抗評価としましたが、帰厩当初から、春とは全く違う馬体を見せているだけに、勝っても全く不思議ありません。 ▲リトルゲルダはアイビスSDから叩き3走目になりますが、今回の追い切りは前走以上の迫力。それを客観的に示すように、鮫島一歩厩舎の勝負調教(調教タイプが馬ナリ平均坂路)にも該当しました。4F時計、2F時計も過去4年の優勝馬よりわずかに遅いだけなので、勝つ可能性もあると思います。 △トーホウアマポーラ、△アンバルブライベン、△バクシンテイオー、△メイショウイザヨイは、過去の好走時の調教内容と今回がほぼ同じ。そういった意味で評価しています。△エーシントップと△ダッシャーゴーゴーは休み明けでも、好走時とほぼ同じ最終追い切りの時計を出せている点を評価。 最後に☆プリンセスメモリーは最終追い切り場所が美浦坂路ですが、この調教場所は過去にアンシェルブルーが12番人気3着という大穴激走を見せているので、押さえておきました。 1.リトルゲルダ 今回:馬ナリ平均坂路 前回:標準坂路 2.マヤノリュウジン 今回:標準多め坂路 前回:標準トラック 3.エピセアローム 今回:急仕上げ坂路 前回:標準坂路 4.トーホウアマポーラ 今回:馬ナリ平均坂路 前回:馬ナリ平均坂路主体 5.プリンセスメモリー 今回:標準坂路 前回:標準坂路 6.スギノエンデバー 今回:乗込坂路 前回:標準少め坂路 7.リアルヴィーナス 今回:馬ナリ平均併用 前回:馬ナリ平均坂路主体 8.アンバルブライベン 今回:軽目坂路 前回:馬ナリ平均坂路 9.バクシンテイオー 今回:軽目トラック 前回:軽目トラック 10.メイショウイザヨイ 今回:標準坂路 前回:標準坂路 11.アルマリンピア 今回:標準坂路 前回:標準坂路 12.エーシントップ 今回:標準少め併用 前回:一杯平均トラック 13.フォーエバーマーク 今回:馬ナリ平均トラック 前回:標準トラック 14.ダッシャーゴーゴー 今回:標準坂路 前回:海外 15.ハクサンムーン 今回:標準少め坂路 前回:標準多め坂路
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