丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

4月13日 阪神11R 桜花賞(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    18

    相手

    6

    9

    10

    12

    14

    17

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    18

    2着

    12

    相手

    6

    9

    10

    14

    17

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    18

    2着

    9

    相手

    6

    10

    12

    14

    17

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 4.5倍 = 1350円
【3連単】
100円 × 25.4倍 = 2540円

このレースの収支

払戻:3890円
収支:-5710円

丹下日出夫の見解

【規格外】ハープスターのスケールと末脚は、同世代の牝馬群では文字通り規格外。暮れの阪神JFこそ、追込み届かずの2着に敗れたものの、前半1000m通過・58秒4という、GIらしい締まりのあるHペースの上に立ち、メンバー中最速の33秒6の末脚を繰り出しハナ差に猛追。1分33秒9という決着タイムは、あのウオッカのレースレコードに次ぐ、近5年の最高記録だった。

もとより同馬は、新潟2歳S・上がり32秒5という、テレビ画面を突き破ってしまいそうな、勲章ともいうべき破壊力を保持。前哨戦のチューリップ賞・1分34秒2もウオッカに次ぐ歴代2位。意識的に馬体を緩めた前回の放牧明けの調整と異なり、心身共に健やかな緊張感を持って馬体造りを完了。走りにリズムが生まれ、3コーナーすぎからの加速力、レースの捌きも格段に進歩を遂げている。ファルブラヴの血が入った牝馬だけに、暖かい季節もいいのだろう。余分な脂肪が削ぎ落とされ、さらに皮膚は薄さを増している。深い胸、大きく張った後肢――骨格に張り付くようにして筋肉が浮き出す、その絶妙の皮膚感を、テレビやモニターで見ている人も、ぜひ味わってもらいたい。

大外18番枠発表には、正直ドキリとしたが、過去十年で8枠の1-2着連対は5回。重馬場の得手不得手も確かにあるが、レースの流れを内目に見ながらの外枠。ウオッカや厩舎の先輩であるブエナビスタなど、名牝たちの軌跡をたどり、そして超える、直線一気の桜花賞だ。

ハープスターがウオッカでありブエナビスタならば、レッドリヴェールはダイワスカーレットかレッドディザイアか。阪神JFの攻防は、二頭の将来の長きにわたるライバル関係を暗示。牡馬相手に不良馬場の札幌2歳Sを制した、あの勝負根性と破天荒さは、なるほどステイゴールドの娘。ハープとはまた違う規格のGI馬だ。思わぬ凡走があるとすれば、体重減と見ていたが、木曜日計測の体重は422キロ。前回の阪神JFは木曜日416キロから本番は418キロだっただけに、まずひと安心だろうか。競馬週刊誌の写真を見ると、小柄ながらも馬体はパツンパツン。思い通りの調教も消化できた。日曜日は雨予報。得意の道悪になれば逆転も一考。

割って入ればフォーエバーモア。阪神JFは勝ちに行っての3着。すんでのことでGIタイトルがこぼれ落ちてしまったが、動き出し一つで「どちらかは負かせる」感触は得たに違いない。17番枠は痛いが、ベルカントはフィリーズレビューで脚質転換に成功。ファンタジーSの1分21秒1という記録も能力の確たる証明。

対戦比較場の力関係は、ほぼ確定してしまった感じはするが、チューリップ賞2着のヌーヴォレコルトは、しぶい馬場はいい。マーブルカテドラルは、田辺の大胆と緻密さが一発大逆転の要素となる。抽選を潜り抜け、そっと好枠6番に入ったレーヴデトワールも買う。

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