丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月23日 京都11R マイルCS(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    13

    相手

    8

    9

    10

    11

    12

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    9

    相手

    8

    10

    11

    12

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    10

    相手

    8

    9

    11

    12

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【自信満々】京都マイルならトーセンラーは折り合い不問。武豊がマイルCS連覇に見おろし。

直線平坦の京都は[4241]と、3200mの天皇賞・2着という高い連対実績も残しているが、中距離戦は前半1000mが1分を超えるようなスローが大半。常にペースと折り合いとの戦いが前提となってしまう。ただ、マイル戦はたとえスローでも57-58秒前半でレースは推移。実際昨年のマイルCSは1000m通過が58秒3。トーセンラーにとって、このラップ形態は手綱を緩めるでもなくしごくでもなく、絵に描いたような理想的な流れ--
事実去年のマイルCSは、レースの上がり・34秒1を0秒8上回る、33秒3で悠々の一気差しを決めている。ちなみに33秒台前半の上がりは一頭だけ。「ツボにハマった」というよりは武豊の見おろしの競馬。さらに速いHペースになれば、中距離ベースの底力がモノをいうし、4勝はいずれも11-2月に集中する黒鹿毛の秋冬稼働型。ローテーション、坂路中心の調教メニューも昨年とまったく同じだ。

 逆転があればワールドエース。毎日王冠は久しぶりの関東圏の競馬で若干のイレ込み。鞍上も1番人気の重圧に屈した感じだったが、今春のマイラーズCは、1000m通過が57秒8-1400m通過・1分20秒1というミドルラップを踏み、1分31秒4のレコードで圧勝。京都開催一番の高速馬場とはいえ、ラスト3Fのレースラップは11秒4-10秒9-11秒3(3Fは33秒6)。対する自身の上がりは33秒2。2F連続・推定10秒台の瞬発力とブドーは強力な切り札となる。

 単穴にはロゴタイプを抜擢。皐月賞・レコ勝ち以来、長くナリを潜めているが、本質はベゴニア賞レコード勝ちのマイラーでもある。毎日王冠は0秒4差と、前哨戦とすればマズマズ。著しく時計のかかるようになった現在の美浦坂路で、54秒2-39秒7-12秒1という圧巻の調教も、今回こそが買いとささやいている。

 ダノンシャークも、京都金杯2・1着を起点に、平成25年の安田記念・1分31秒6で3着、昨年のマイルCSを0秒3差の3着と好走。本年春の安田記念は不良馬場に泣き4着に敗れたものの、直線一旦先頭の見せ場を作った、マイル重賞の常連。関屋記念、富士Sは、人気も背負い他馬の目標となり末を甘くしたが、今回は立場も気楽。鞍上の岩田も、一瞬の脚をいかすべく爪を研いでいる。

 ミッキーアイルは、2歳秋に京都1600m・1分32秒3のレコ勝ちを起点に、NHKマイル勝ちを達成し3歳マイルチャンピオンへと躍進。天性の脚力に任せ、安全策に近い逃げをチョイスしてきたが、記録やスピードのマキシマムは、まだ見えていない。秋緒戦のスワンSは、二番手で流れを計る工夫もうかがえ、3歳秋を迎え心身ともに着実にステップアップを果たしている。古馬GI対決は二度目、立場はまだチャレンジャー。挑戦者には失うものはない。

 クラレントは、田辺Jとコンビを組み、関屋記念・京成杯AHを連勝。京成杯AHは、競りかける馬がいなければハナを切ってもヨシの構え。3-4コーナーは、荒れたインとの境い目をロスなく抜け、直線入り口では馬場のいい外目にジワリ。精妙かつ絶妙な怖いコンビが完成した。前二戦はあくまでGIへの試走。エプソムC勝ちも含め左回りに良績が集中しているが巡り合わせの感が強い。

 スワンSを最速の上がりで3着したフィエロも、栗東坂路・上がり11秒9で登板。

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