の予想

10月19日 京都11R 秋華賞(G1)

  • 馬連

    1点

    1

    -

    17

    500円

  • 馬連

    1点

    17

    -

    18

    400円

  • 馬連

    流し

    4通り

    17

    相手

    4

    5

    8

    10

    各1000円

  • 3連複

    軸1頭流し

    15通り

    17

    相手

    1

    4

    5

    8

    10

    18

    各100円

  • 3連単

    1着流しマルチ

    36通り

    1着

    17

    相手

    4

    5

    8

    10

    各100円

購入:10000円(57通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 今年の秋華賞は、当初、オークスでハープスターを撃破して一躍スターダムにのし上がり、前哨戦ローズSも制して強さと充実度を示したヌーヴォレコルトに注目が集まりました。

 ところが、直前でドーンッと出た、出た、マイネグレヴィルの大逃げ宣言。

「普通にやったのでは勝ち目がないからね。大逃げしかない。2コーナーで(ペースが)緩んだところで行き出して、3コーナーでは10馬身くらい離したい。スタミナはあるからね」

 これはどういう逃げかというと、2009年のエリザベス女王杯のクィーンスプマンテのような逃げになります。クィーンスプマンテは3コーナーで2番手のテイエムプリキュアと2馬身差くらいだったかもしれませんが、3番手以下の後続とは楽々10馬身以上の差がありました。

 この逃げ方は、逃げ馬が勝つにはかなり理想的な逃げ方です。先行馬や差し馬は、基本スタミナがないから折り合っているのであって、2コーナーから動いて行ったら、突きバテする可能性が高く、更に後方で立ち回る馬の思うツボになってしまうために動けないからです。

 マイネグレヴィルが本当に3コーナーで10馬身差を奪えるかはともかく、仮に奪ったならば3コーナーで体勢を決したも同然、8割は勝算があります。もう少しがんばって4コーナーで8馬身くらいのリードが奪えたならば、かなりの確率で勝ち負けでしょう。

 3コーナーで10馬身のイメージだと1000m通過が58-59秒台のハイペースが推測されますが、牝馬クラシック路線は一見、能力上位馬と下位の馬で断層があるようで、実はそれほどなく、ヌーヴォレコルトが世間で言われているほど抜けた存在だとは思っていません。本当に断層があれば、ローズSで未勝利を勝ったばかりのタガノエトワールが春の実績馬を差し置いて2着に突っ込んでくるといのはまずないでしょう。実力拮抗だから、展開ひとつで上位馬が入れ替わるのです。

 よって、マイネグレヴィルがハイペースへと導く展開は都合がいいリラヴァティに◎を打ちます。この馬はもともと春のチューリップ賞で3着に入線した実績馬でしたが、驚かされたのは夏の中京500万下戦。休養明けでタフな馬場コンディションだったにもかかわらず、1000万下で3着の実績があるカレンケカリーナ(この馬もタフな馬場やタフな流れに強い馬)を先行策から捻じ伏せたことです。

 そのときのリラヴァティのPP指数は古馬1000万下クラスに相当するもの。先行馬にとって、とても厳しいはずの中京芝コースだったことを考えると、本当に驚きでした。

 ところが次走の1000万下では優等生の競馬をすると1番人気を裏切って凡退、もちろん反動もあったのでしょうが、この馬は逃げるかスタミナを生かす競馬をしなければダメな馬なのではないか(?)と推測できます。

 人気馬がそこまで信頼できない場合のレース、いつも波乱の立役者は逃げ、先行馬。リラヴァティの一発に期待します。

 ○はオークス、ローズSを連勝中のヌーヴォレコルト。この馬に明確な死角はありません。しかし、前走ローズSの反動が出る可能性も少々あることを考慮するならば、対抗評価といったところが無難でしょうか。

 ▲はデビュー3戦目の札幌2歳Sでは極限の不良馬場を逃げて2着入線したマイネグレヴィル。札幌2歳S以降は持ち前のスタミナを生かし切るレースが出来ず、思ったほどの成績を残せていません。しかし、驚異的なスタミナの持ち主であることは間違いないので、そのスタミナを生かしてどこまで粘るか、楽しみな馬です。

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