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　近年、京都大賞典を予想する上で、最も重視している調教条件は「最終追い切り場所が栗東坂路で、ラスト1F12.9秒以下」というもの。2013年の該当馬は3頭おり、その中からゴールドシップを選択して馬券は外してしまいましたが、該当馬であるヒットザターゲットが1着で単勝万馬券でした。

　今年は該当馬が多く、その選択に悩むところですが、レース当日の天候が台風の影響による大雨が予想されます。これを重視すると、同じ京都外回りの重馬場で行われたエリザベス女王杯を優勝した◎メイショウマンボ。当時はメンバー最速上がりをマークしており、馬場悪化に対する適性の高さは歴然。また、最終追い切りは栗東坂路でラスト1Fが最速になるラップを踏めており、その再現性は高確率で期待できると思います。

　○トーセンラーは1週前追い切りの時点で昨年以上の仕上がりの良さを感じた動き。追い切り本数こそ、昨年より少なくなっていますが、その分、動けているということだと思います。▲ヒットザターゲットは昨年同様に京都大賞典の好走調教に該当。

　馬場の悪化が半端でなければ△ラストインパクトのトラック調教は適性を上げるでしょう。△デスペラードは京都記念1着時と同じ安達昭夫厩舎の勝負調教で押さえます。☆コウエイオトメは最終追い切りの内容が秀逸で、重賞でも通用しそうな調教と評価しました。

1.ヴィクトリースター
今回：標準多め坂路
前回：標準坂路

2.トーセンラー
今回：標準併用
前回：標準多め併用

3.フーラブライド
今回：標準併用
前回：標準併用

4.プレティオラス
今回：標準トラック
前回：標準少めトラック

5.コウエイオトメ
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均坂路

6.スピリタス
今回：標準坂路
前回：標準坂路

7.ラストインパクト
今回：標準多めトラック
前回：標準トラック

8.デスペラード
今回：標準併用
前回：馬ナリ平均併用

9.メイショウマンボ
今回：標準多め併用
前回：標準多め坂路主体

10.タマモベストプレイ
今回：標準多め坂路
前回：馬ナリ平均トラック

11.トゥザグローリー
今回：標準併用
前回：標準多め併用

12.ヒットザターゲット
今回：標準坂路
前回：標準坂路