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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

5月24日 京都11R 平安S(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 以前は冬の重賞で、フェブラリーSの前哨戦として重要な位置を占めていましたが、東海Sと入れ替わる形で初夏に移動して、帝王賞に向けての大事なステップレースとして生まれ変わりました。G3ではありますが、その重要性はまったく減じていません。ただし、今年の場合、古馬ダートのトップクラスは地方交流レースから帝王賞に向かう馬が大半で、平安SはこれからG1に駆け上がろうとする馬による登竜門的なメンバー構成になりました。好調馬が多数出走して、激戦は必至。馬券的にも面白い一戦になりそうです。

 ナムラビクターはここに来て本格化を思わせる勢いで、前走のアンタレスSは着差以上の完勝といえる内容でした。今回は斤量が1キロ増えますが、一線級が不在のメンバー構成ならば再度好勝負になることは間違いありません。ただし、パワーが要求される阪神コースで実績を積んできた馬なので、京都でスピードが要求されたときに足元を掬われないか、という不安点もあります。

 トウショウフリークは逃げ一辺倒の脚質で勝ち味に遅い難点がありましたが、前走では好位に控える競馬をクリアー、今後に向けて大きく展望の開ける2着でした。今回はナムラビクターに比べて1キロ斤量が軽くなりますし、直線に坂がない京都コースに替わるのも有利に働くはず。100mでも距離が延びるのも歓迎材料で、逆転のチャンスは充分と見て、この馬を中心に採ります。

 ジェベルムーサは伸び盛りの4歳馬ですし、休み明けのマーチSを叩いた上積みも見込めます。初めてとなる関西圏への輸送をクリアーできれば、勝負になって不思議のない素質馬です。ワイルドフラッパーは牝馬交流重賞で圧勝続きの2連勝。今回は牡馬相手で一気に相手強化になりますが、条件戦の頃は牡馬相手でもいつも好勝負を続けていた馬ですから、ここも流れが向くようなら通用しても驚けません。以下、快進撃が続くグランプリブラッド、古豪グランドシチー、京都に実績豊富なナイスミーチュー。

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