の予想

5月4日 京都11R 天皇賞(春)(G1)

  • 単勝

    1点

    14

    6500円

  • 3連単

    フォーメーション

    35通り

    1着

    14

    2着

    7

    8

    9

    12

    18

    相手

    1

    5

    7

    8

    9

    11

    12

    18

    各100円

購入:10000円(36通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 過去10年の天皇賞(春)で最多勝を挙げているのは、5勝の併用調教。私の「併用調教」の定義は坂路かトラックどちらかが、30%以上の割合で調教されているというもの。20%以上の場合は、坂路主体かトラック主体になりますが、5勝はすべて併用調教でした。坂路調教の要素もトラック調教の要素も同じくらい、重要なのが、最近の天皇賞(春)。これは優勝するために、非常に重要な要素だと思います。

 ◎キズナは水曜日にCコース、日曜日に坂路という追い切りパターンで、中3週4本の標準併用。調教適性から本レースに向いているということは言えます。また、1週前追い切りの時点で感じたのが、今回走る距離を理解しているかのような「落ち着き」。普段はやんちゃばかりして、関係者をハラハラさせますが、追い切りになると、本当にゆったりと走れるようになりました。だからといって、極端に遅い追い切り時計になるわけではなく、緩急のついた走りができています。2日時点で確認した馬体は研ぎ澄まされており、体も気持ちも、G1に向けて最高の状態になりました。

 ○デスペラード。本来なら、人気上位の別馬を評価すべきかも知れませんが、30日の最終追い切りを見た時点で「こんなにイイんだ」と感じた気持ちを素直に評価しました。30日は雨の降る中での追い切り。こんな日は馬体が良く見えること、毛艶が素晴らしく良く見えることはほとんどありません。しかし、双眼鏡越しでも分かった、はち切れそうな体と輝く毛艶。その馬体が、DコースP馬場で躍動している姿を見て、本当に唸ってしまいました。

 隣には安達昭夫調教師が一緒に追い切りを見守っていましたが、無言の中に自信が満ち溢れた表情。翌日に会話すると「前走の追い切りでは、少し息の入りが悪かったみたいですけど、今回はすぐに息が入ったみたい。いいですね」と笑顔。ちなみに昨年の同レースで惨敗していますが、今年は調教タイプが馬ナリ平均併用なので、昨年とは調教適性が違います。

 ☆ゴールドシップは本来、二番手に評価しなくてはいけない馬でしょう。1週前追い切りで猛烈なCコース6F時計を叩き出した時は、昨年(5着)とは違う雰囲気を感じました。もちろん、最終追い切りの動きも良かったと思います。ただ、坂路で追い切った場合、数字的には2F25秒を切るか否かを基準にしていました。30日の追い切りで、2F25秒を切った馬がいないのであれば、その設定はまた変わってきますが、切った馬がいる以上、やはり高い評価ができなかったというのが、正直なところです。

 △ウインバリアシオンは岩田康誠騎手が跨った時の追い切りイメージが、鮮明に残っており、それと比較すると、あまり動いていないように思えてしまいます。もちろん、数字的にも、併せ馬の内容的にも、それは過小評価だと思いますが、今回の調教タイプで、2012年の同レースで3着だったという過去成績もこの評価にとどめた要因です。

 △タニノエポレットは人気や実績を考えれば、かなり高く評価しました。その理由は「標準多め併用で併せ先着」。これはフルゲートの天皇賞(春)における激走パターンの調教。中2週だけに、オーバーワークの懸念もありますが、それに耐えることができていれば。△フェノーメノは昨年優勝時とほぼ変わらない仕上げだと思います。ここまでが、3連単フォーメーションの2着。

 △アスカクリチャンもタニノエポレットと同じ標準多め併用で併せ先着。しかも、須貝尚介厩舎の勝負調教に該当。ただ、本馬の好走時の追い切り内容とは違うだけに評価を3着までにとどめました。逆に△レッドカドーは昨年とほぼ同じ、むしろ、時計だけなら今年の方が速く評価できますが、やはり3着まで。あとは追い切りの動きが目立った△ラストインパクト。

1.アスカクリチャン
今回:標準多め併用
前回:標準併用

2.アドマイヤフライト
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

3.サトノノブレス
今回:標準併用
前回:標準併用

4.サイレントメロディ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック

5.レッドカドー
今回:軽目トラック
前回:外国

6.ホッコーブレーヴ
今回:標準多め併用
前回:標準併用

7.フェノーメノ
今回:乗込トラック
前回:標準トラック主体

8.ゴールドシップ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

9.タニノエポレット
今回:標準多め併用
前回:標準坂路

10.フェイムゲーム
今回:標準併用
前回:標準併用

11.ラストインパクト
今回:標準多めトラック主体
前回:標準トラック主体

12.ウインバリアシオン
今回:標準多め坂路主体
前回:標準坂路主体

13.オーシャンブルー
今回:標準多め坂路主体
前回:標準少め併用

14.キズナ
今回:標準併用
前回:標準坂路

15.アドマイヤラクティ
今回:標準多め併用
前回:標準併用

16.ジャガーメイル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

17.ヒットザターゲット
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

18.デスペラード
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均併用

このレースの予想一覧