の予想

5月4日 京都11R 天皇賞(春)(G1)

  • 単勝

    1点

    18

    1000円

  • 馬連

    1点

    14

    -

    18

    3000円

  • 馬連

    1点

    7

    -

    18

    2000円

  • 馬連

    1点

    8

    -

    18

    2000円

  • 馬連

    1点

    12

    -

    18

    2000円

購入:10000円(5通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 二冠馬ネオユニヴァースは典型的な中距離馬で、皐月賞ではサクラプレジデントに競り勝ち、ダービーではゼンノロブロイをねじ伏せたが、菊はザッツザプレンティの捲りを追いかけたものの、あと200mで一杯になってリンカーンにも差されてしまった。

 翌年は始動戦の大阪杯を59キロで完勝、続く春天では2人気に支持されるも、イングランディーレの大逃げの前に10着に沈んだ。

 しかし息子のデスペラードは母から濃厚なスタミナを受けて晩成ステイヤーと化し、6歳春にようやく完成のときを迎え、先週も今週もうなっていると表現するしかない凄い追い切りをこなし、イングランディーレで逃げ切った天才騎手を背に、淀の長距離決戦に歩を進めてくる。

 父や母のコピーはつくれない、父や母を超えるためには、何か新たな強さを身につけて変化していかなければならない、サラブレッドの配合とはそういうものだ。

 だからネオユニヴァースにスタミナを入れすぎてクラシックの晴れ舞台とは無縁だったデスペラードが、雌伏3年のときを経て、父が苦手とした淀の長距離戦で、父がスタミナ切れを起こした残り200mで先頭に立ち、母から受けたおびただしい数のハイペリオンを最後の一滴まで振り絞り、ダービーや皐月賞で脚光を浴びてきた馬たちを撃破する、そんなことが時にはあってもいいだろう。

 マイネルキッツやジャガーメイルが、ヒルノダムールやビートブラックが、ついに勲章を手にする、そんなレースが一つぐらいはあってもいい。

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