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1月12日 京都11R シンザン記念(G3)

netkeibaデスクの見解

 三冠馬の名前を戴いた正月京都の名物重賞。G3ながら過去の連対馬にはJC連覇のジェンティルドンナ、三冠馬オルフェーヴルの名前が見られる出世レースです。昨年こそエーシントップが逃げ切りましたが、上がりが速くなる傾向があるため、軽い切れ味を持つサンデーサイレンス系が圧倒的に有利な傾向があります。

 例年「朝日杯を負けた馬」対「朝日杯不出走組」という図式になりますが、今年も同様。もっと言えば今年は「朝日杯出走組」対「朝日杯抽選除外組」という構図で、どちらを重く見るかがポイントになるでしょう。

 本命は朝日杯不出走のミッキーアイル。朝日杯を抽選除外になったため同距離のひいらぎ賞に回りましたが、翌日の朝日杯を0.5秒も上回る好時計で圧勝。「幻の朝日杯馬」という言葉がこの馬に関しては大げさではありません。京都では未勝利を勝った時に2歳レコードをマークしていて、コース替わりも歓迎。距離が長くなれば折り合いの問題も気がかりですが、マイルならば今回も持ち味のスピードで圧倒できるでしょう。

 ウインフルブルームは朝日杯3着馬。不利な外枠からしぶとい伸び脚を見せたように、逃げ差し自在の脚質が魅力です。モーリスは1番人気に支持された京王杯2歳Sこそ出負けして6着に敗退しましたが、続く万両賞を快勝して汚名を返上しました。京都外回りに替わって末脚の破壊力に磨きがかかります。

 すんなりならしぶといアグネスドリームが穴。以下、アグネスミニッツ、シゲルカガ、タガノグランパが押さえ。

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