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1月5日 京都11R 京都金杯(G3)

netkeibaデスクの見解

 1回京都の芝は内有利。秋開催の後半で保護されていたAコースがグリーンベルトになるため、年明け開催では内を通る馬の活躍が顕著です。

 当然、狙いは先行馬ということになります。差し馬にも内を捌ける器用さが求められ、外を回さざるをえない不器用な馬は大幅な割引対象になります。近年の京都金杯でも勝ち負けになっているのは1枠から4枠まで。二桁馬番を引いたらほぼノーチャンスという状況で、能力よりも枠順が大きなウエイトを占めるレースになっています。

 ネオウィズダムは明け4歳。一時は気性難で伸び悩んでいましたが、ここに来て二連勝。前走は10キロ増の重め残りだったのにかかわらず早めに抜け出す完勝で、素質馬がすっかり軌道に乗った印象です。前で勝負できる脚質は京都金杯向きで、昇級でも力差は感じられません。

 オースミナインは過去に一度も掲示板を外したことがない堅実派。相手なりに走れてコースも問わない器用な馬で、重賞初挑戦でも要注目です。メイケイペガスターは共同通信杯の勝ち馬ですから、ある程度斤量を背負わされるのはやむを得ないところ。前走のような器用な立ち回りができれば、前有利な京都でもチャンスは充分でしょう。

 ゼロスは中山金杯にも登録がありますが、マイル戦にも実績がありますし、京都は過去3勝を挙げている得意コースですから、こちらに回ってきても重い扱いが必要です。2012年の当レースの勝ち馬マイネルラクリマ、毎年この時期に調子を上げるガルボ、連勝で勢いにのるサンライズメジャーが押さえ。

※12月24日段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

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