の予想

12月28日 中山10R 有馬記念(G1)

  • 複勝

    1点

    4

    5000円

  • 馬連

    1点

    4

    -

    10

    500円

  • 馬連

    1点

    2

    -

    4

    300円

  • 馬連

    1点

    4

    -

    12

    200円

  • 馬連

    流し

    4通り

    4

    相手

    1

    3

    14

    15

    各1000円

購入:10000円(8通り)

結果

【複勝】
5000円 × 2.8倍 = 14000円

このレースの収支

払戻:14000円
収支:+4000円

の見解

 今年はJRA初の試みとして、出走馬関係者がドラフト指名抽選順で枠順が決定されました。枠順抽選会ではジェンティルドンナが1位指名権をゲット。希望の枠順2枠4番を手に入れることができました。おそらく逃げ馬ヴィルシーナが1-3番枠に入ることを見越して2枠4番を選択したのでしょう。そのヴィルシーナは3位指名権をゲットして1枠2番。まさに逃げ馬を見ながら自在に動ける、最高の枠順となりました。

 また、ジャパンCで圧倒的なパフォーマンスを見せたエピファネイアは14位の指名権で7枠13番になりました。この枠順でジャパンCのように前につけようと思えば、おそらく壁を作れないままの状態になり、それで折り合いがつくのかと言われれば「?」。おそらく優等生的思考の川田騎手なら掛かることを懸念して折り合い重視のレースをするでしょう。これでスローペースは濃厚となりました。

 よって、◎には3冠牝馬であり、ジャパンCを2連覇するなど歴史に残る名牝と言えるジェンティルドンナを推します。ジェンティルドンナは今年もドバイシーマクラシックを完勝。そして秋の天皇賞では休養明けながら2着に食い込むなど、まだ力は急速に衰えたとは感じられません。確かにタフな馬場とまではいかなくても、高速馬場ではない中山の馬場状態が気になるところではありますが、スローペースならば、今回のメンバーでは上位の決め手が生かされるでしょう。

 また、今回はその他の実績馬14番枠のゴールドシップ、15番枠のジャスタウェイはエピファネイアの動きを見ながらの競馬となるはず。しかし、かつてジャパンCで9馬身差の圧勝を飾ったタップダンスシチーが有馬記念でダメージが出て凡退したように、エピファネイアもジャパンCの疲れが残っていた場合は、道中で上がっていくことが出来ず、エピファネイアの動きを期待していたゴールドシップ、ジャスタウェイは動き出しが遅れた上に大外を回るという最悪の展開になる可能性もあります。そうなった場合には、内々を回る馬が俄然有利となります。実際にエピファネイアもこれまでの成績から(二番が効く馬であるとするならば、天皇賞(秋)でも大きく取りこぼさない)二番が効かないことを想定し、ジェンティルドンナが有終の美を決めると見ました。

 ○は今年のダービー馬ワンアンドオンリー。この馬は休養明けの神戸新聞杯を快勝したように、順調に成長しているようです。近2走は枠順、不利などもあって能力を出し切れていませんが、今回は絶対に勝たなければならないという立場ではなくなりました。そこにきて今回は内枠。先行勢の直後から直線で内を気楽に強襲できます。一発が怖い馬です。

 ▲は昨年の京都記念を勝利し、菊花賞でも3着、天皇賞(春)でも2着しているように近走のイメージとは違い、スタミナも十分秘めているトーセンラー。この馬の自己ベストのPP指数は天皇賞(春)であり、本来は距離が伸びてこそのタイプと見ています。この馬は枠順ドラフトで4位指名権をゲットし、陣営がジェンティルドンナの外ではなくあえて1番枠を選択しました。この1番枠というのは前記の菊花賞や天皇賞(春)と同じ枠順。おそらくはそのときと同じように道中でロスのない立ち回りから、4コーナーでは外に出すイメージで乗ってくる可能性が高いでしょう。そういう競馬ならば、更にチャンスがありそうです。

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