の予想

12月28日 中山10R 有馬記念(G1)

  • 馬連

    流し

    2通り

    15

    相手

    13

    14

    各3000円

  • 馬単

    1着流し

    2通り

    1着

    15

    相手

    13

    14

    各2000円

購入:10000円(4通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 ジャスタウェイはワイルドアゲイン(ハイペリオン4×3)とトニービン(ハイペリオン5×3・5)からハイペリオン的な粘着力と持続力と成長力を受け継いだ中距離馬で、古馬になって後駆に力がついて本格化して世界の頂点に駆け上がった。

 体型やストライドに伸びはないが同じフォームで長く走りつづける実にハイペリオン的な脚質で、ドバイや秋天の圧勝を見てのとおり、Hペースにおける末脚の持続力は世界屈指のものがある。

 ワイルドアゲインは1984年の第1回BCクラシックを逃げ切って大穴をあけた馬だが、今年のBCクラシックはワイルドアゲインの孫バイエルンがしぶとい二枚腰で逃げ切った。

 ワイルドラッシュ(父ワイルドアゲイン)×トニービンのトランセンドの先行粘り強い脚質も、実にワイルドアゲイン的でハイペリオン的といえる。

 だからジャスタウェイももう少し前々で運んで持続力を活かすべきではないかと書いてきたし、横山典が気合いを付けて出していって先行し、上がり1位で後続を更に突き放した中山記念こそがベストパフォーマンスだろう。

 エピファネイアの母シーザリオの唯一の敗戦は旧コース(内回り)の桜花賞で、母父スペシャルウィークも東京の大レースは勝ちまくったが有馬や宝塚や皐月は惜敗つづき、スペシャルウィークのもう一頭の代表産駒ブエナビスタも東京の大レースは勝ちまくったが有馬や宝塚や秋華賞は惜敗つづきだった。

 エピファネイアのJCのパフォーマンスは圧倒的だったが、胴長の体型とナスキロ柔い体質で、たとえ川田が気分よく走らせることができたとしても、中山内2500mでは東京2400mと同等のパフォーマンスまでは期待できないのではないかとみたい。

 おそらく前にいるであろうエピファネイアを、ジャスタウェイと福永祐一が捕まえにいけるかどうか、そこが今年の有馬の最大の見どころだろう。

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