問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
馬単
1着流しマルチ
12通り
17
1
2
7
8
11
16
各300円
3連単
1着2着流しマルチ
30通り
各100円
購入:9600円(72通り)
払戻:5700円 収支:-3900円
【なんとかなる】本年の牡馬クラシック戦線は、弥生賞・スプリングS・共同通信杯・きさらぎ賞など、有力馬が各レースに分散。しかも金曜日に雨、一日置いて日曜日も雨予報。決着時計やコース取りも微妙になってくる。しかし、小回り中山2000mの基本は、機動力と持ち時計--負けの拠りどころは、1800-2000mのタイムの精度と、能力の指針となるラップでいい。一冠にもっとも近いのはトゥザワールド。黄菊賞が1分46秒5のレコ勝ち。若駒Sの上がりは33秒6。ラスト2F・推定10秒9―10秒9という数字も出色なら、2分0秒0という走破時計も、従来の若駒Sのレコード保持者・ディープインパクトの記録を0秒8塗る替える完勝だった。前走の弥生賞は、前半1000m・59秒9というミドルラップを、風を巻いて一気のロングスパート。強引に動かしたぶん、ハナ差まで詰め寄られたが、いざ本番。ひと呼吸追い出しを遅らせれば本番はなんとかなるという手応えも得たに違いない。追い切りを見ても感じるが、実に体幹がしっかりした馬で、フットワークにもブレが少ない。多少の道悪なら大丈夫。 勝ち馬の早仕掛けのアシストを得たとはいえ、ワンアンドオンリーの末脚もタダ者ではない。暮れの阪神2000m・ラジオNIKKEI杯を直線一気の強襲を決め、重賞ウィナーの仲間入りを果たしたが、やや重馬場とはいえ2分4秒3という走破タイムはどうか。前哨戦の弥生賞は、時計更新・関東への輸送という課題も抱えての東上だったが、484キロは自己最高体重。本番と同じコースを前走でもシュミレーション。荒れ馬場のパワー勝負も望むところだ。 時計の精度や緻密さでいえば、当然イスラボニータにも単勝の権利。東スポ杯は1分45秒9のレコ勝ち。共同通信杯は、好発を決め57キロを背負い、上がり3F・推定10秒9―10秒9―11秒4の快ラップで完勝。好位のポケットで自在に立ち回れるレース運びの上手さは、まさに皐月賞にドンピシャ。枠順は2番、戦法はむろん好位差し。直線を向き前が空くところを追い出せばいいと、蛯名のシンプルさが先頭ゴールの要因ともなる。 トーセンスターダムの、京都2歳Sの2分0秒6・上がり33秒6。きさらぎ賞も、やや重という馬場を考えれば、1分47秒6という記録も精度は高い。近親にトーセンジョーダンやトーセンホマレボシ兄弟の名が連なる、成長力に富む血統馬でもある。ただ後肢の送りは、まだ浅く硬い。ある程度時計がかかる馬場だと、勝負どころで置かれることも少なくなるだろうが、中山の急坂が微妙だ。 ロサギガンティアのスプリングS・1分48秒4も、馬場差を差し引きすれば、昨年のロゴタイプとレベルは同じ。しかし、スプリングSは上手くいったが、発馬がデリケート。スローで回りを囲まれるようだと行き場を失う恐れがある。 アジアエクスプレスも、2分1秒前後の決着なら出番は十分。スプリングS2着で連勝記録は途切れてしまったものの、ダート馬然としたゴツゴツ感が薄れ、皮膚感は一変。前走は直線入り口で外に出すのに手間取ったが、坂の頂上付近でギアが入ると、一段完歩が大きくなり勝ち馬を急追。1800mであの伸びなら1F延長にも十分対応できる。 パワー馬場なら、毎日杯・1分46秒7のステファノスも、ひょっとしたらの大番狂わせがある。
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