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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

4月12日 中山11R ニュージーランドT(G2)

netkeibaデスクの見解

 NHKマイルCへのステップレースですが、むしろ本番に繋がらないことで定評があります。一昨年の勝ち馬・カレンブラックヒルは貴重な例外でした。裏街道ながら賞金が高い「ボーナスレース」という趣もある重賞で、メンバーが揃うことはあまりなく、大波乱の結末になることもしばしばです。

 ショウナンアチーヴは前走ファルコンSは6着に敗れましたが、速い時計で息の入らない展開になって休み明けが堪えたようです。ひと叩きされて得意の中山コース。相手関係を見てもそれほど強敵は見当たらず、朝日杯FS2着の実績を素直に信頼します。

 マイネルディアベルは朝日杯FS4着でクロッカスSを1着。立ち回りが上手で大崩れしません。マイルだとひと押し足りない懸念はありますが、現在のパワーを要する中山ならば詰めの甘さをカバーできるかもしれません。

 ケルヴィンサイドはダートでの500万下勝ちですが、半姉にエリザベス女王杯3着のピクシープリンセスを持つダーレーファームが誇る良血馬です。素質で引けは取らないはずで、上がりが掛かれば芝の重賞でも侮れません。

 イダスは他馬を気にする面がありましたが、逃げに転じて素質が開花しました。半兄がNHKマイルC勝ちのマイネルホウオウですから素質的にまだ奥があって不思議はなく、再度ハナが叶えばあっと言わせる場面があるかも。

 ショウナンワダチは共同通信杯8着ですが、ロスの多い競馬ながら小差でしたから、距離も相手関係も楽になる今回は一変しても驚けません。アルマエルナトは初距離だったファルコンSで3着。今回はさらなる距離延長が課題になりますが、中山コースとは好相性です。ウインフェニックスは2歳時に新潟2歳S4着をはじめ、強敵相手に好勝負を続けていた馬で、相手なりに走れる器用さは評価できます。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください

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