複勝
1点
7
5000円
馬連
流し
5通り
1
4
6
9
11
各1000円
購入:10000円(6通り)
払戻:0円 収支:-10000円
土曜日のオーシャンSで前半3F33秒9のペースで逃げた、休養明けのハクサンムーンが13着に敗れたように、今開催の中山は時計が掛かるタフな馬場状態です。となれば当然、差し、追い込み馬優勢、前走で消耗戦を経験している馬がより優勢でしょう。 ◎には昨年11月の新馬戦を勝ったときからこのコラムや『競馬王』などの媒体で、「クラシックで中心となる馬」と豪語しているアズマシャトルを推します。新馬戦の内容は驚くものでした。いくらスローペースだったとは言え、ゴールに向けて加速しながらラスト1F10秒9であっさり差し切って勝利したのです。 新馬戦で最後まで加速できるのはまだ余裕のある証拠です。また京都の芝新馬戦でラスト1F10秒台をマークする馬は滅多に存在しません。そのことから新馬戦の時点でアズマシャトルの後の活躍は保障されたようなものでした。 予定どおりアズマシャトルの快進撃は始まりました。続く千両賞は前残りの流れを強烈に追い込んで2着。そしてラジオNIKKEI杯2歳Sでは外を回りながら勝ちに行く競馬。結果は早め先頭に立ったところを差されて2着惜敗も、内容は出走馬中で最も濃かったと言えます。 血統や鞍上が地味なために相変わらず人気にならない馬ですが、今回のメンバーに入っても秘めた瞬発力はナンバー1と言えます。確かに松山騎手は時々ビックリするような騎乗をしますが、ここを勝利して皐月賞の主役に踊り出ると信じています。 ○は昨夏の新馬戦では12着に惨敗しましたが、そこからの成長力は凄まじく萩Sで2着、そしてついには翌年のクラシック候補の登竜門であるラジオNIKKEI杯2歳Sを勝利したワンアンドオンリー。 確かにラジオNIKKEI杯2歳Sは展開に恵まれた面が大きかったのですが、今回の弥生賞も途中まではスローペースで流れても勝ちを意識した馬たちがゴーサインを出すあたりから急流になりそうなメンバー構成で、結局、差し有利になりそうな気配です。タフな馬場の差し比べということになれば、昨年のラジオNIKKEI杯2歳Sと状況がよく似ています。「同レースのやり直しかよ!」という声が聞こえそうな決着の可能性は十分あるでしょう。 ▲は前走の若竹賞を勝利したイタリアンネオ。確かに今年の若竹賞は出走メンバーの質にやや疑問符がついてしまうようなメンバー構成でした。しかし、道中は外を回りながら直線では早めに先頭に立ち、そのまま押し込んで勝利した内容は、出走メンバーの中では明らかに一枚上、着差以上の強さだったと言えるでしょう。 また、若竹賞当時は前年11月以来のレースだったために、前走比馬体重プラス12kgとやや余裕残しの仕上げでもあったのです。予想以上の成長力を見せるイタリアンネオ。今回は皐月賞出走のためにはどうしても3着以内が必要な立場だけに、仕上げもぬかりはないでしょう。上昇度に期待します。
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