問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【大器の血がたぎる】大器レッドレイヴンが、感じる以上の急成長を遂げている。モノ見癖はまだ解消したはいえないものの、身体の内面から筋肉が張りだし、冬場だというのに青鹿毛の馬体は艶々。懸案材料だったスタートも、スタンド前の発走にもかかわらず、1コーナー手前で素早く2番手。向こう正面では、外から進出したホーカーテンペストをやりすごし、好位のポケットで我慢。ラスト3F・11秒9-11秒4-11秒7(3Fは35秒0)というレースラップを、坂上近辺で悠々先頭に立つ楽勝。競馬に対する意識と集中力アップを、はっきりととらえることができた。 なんて、青葉賞11着、ダービー12着で春シーズンを終えたが、東京スポーツ杯は、最速の上がりを計時して、レコード決着の2着。将来の重賞--重賞の中でもGIも視界に入る、数字的根拠も早々に確立している。ちなみに、母はグラスワンダーの全妹、米国重賞3勝。中山の2200mも力で突破できるだけのパワーも内包している。この中間は、二週連続して坂路を上がり11秒台で登板。調教タイムの精度も、本格化と同時進行で右肩上がりだ。 対抗はヴェルデグリーン。天皇賞・秋、有馬記念は勝ち負けに届かなかったが、オールカマーを快勝した外回りの2200m。GIIに入れば巻き返しは当然。有馬記念は、少し重目で毛羽立っていただけに、ひと絞り効果も期待できそうだ。 割って入ればケイアイチョウサン。菊花賞5着で、世代間での立ち位置はある程度つかめたが、続く中山金杯は、1000m通過・59秒4というミドルラップを、イン強襲策から一旦先頭。0秒2差の5着に終わったものの、古馬との力関係に手応え。ただ、オールカマーの走破タイムの2分12秒0・ヴェルデの上がりは33秒6だったのに対し、同時期に行われたセントライト記念の優勝タイムは2分13秒5。チョウサンの上がりは34秒5だった。明け4歳馬の伸びしろを考慮しても、ヴェルデとは微妙な力差があるかもしれない。 同じ明け4歳世代のフェイムゲームは、長期休養明け緒戦のディセンバーSを、0秒2差に好走。坂上からの脚は、なるほど昨年の京成杯馬だけのことはある。その京成杯の勝ち時計は2分2秒3。昨年のスプリングS・皐月賞は、近年まれにみるHレベル決着ゆえ、持ち時計のないフェイムにとっては苦しい流れ。しかし、年明けのパワーを要する芝、上積みを加味すれば、ケイアイチョウサンあたりとは同等の扱いでいい。 マイネオーチャードは、クリスマスSを坂一気の快勝。それまでの勝ち味に遅さがウソのように、直線入り口ではどこに馬を持ち出すかの余裕。前走の勢いは軽視できない。 有馬記念一桁着順組は軽くは扱えないが、トゥザグローリーは攻め馬やレースの迫力は今一つ。しかし、今回はルメールを配して、そっとブリンカーを装着。中山金杯のオーシャンブルー(同じ池江厩舎)と同様の効果を得られるかもしれない。 日曜日は雨予報。馬場が渋ればダノンバラードの印を△の1番手くらいまで上げてもいい。
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