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1月19日 中山11R 京成杯(G3)

netkeibaデスクの見解

 中山芝2000m、皐月賞と同じ条件で行われる3歳重賞です。エイシンフラッシュやアドマイヤジャパン、キングカメハメハのようなG1クラスが出走した年もありますが、それはあくまでも例外的なケース。基本的には春のクラシックへの脇街道という位置づけで、メンバーのレベルもそれほど高くなりません。ただし、今年は牡馬路線自体が中心馬不在の混戦なので、クラシックを占う上で京成杯の結果も無視できない重みを持つことになりそうです。

 プレイアンドリアルは朝日杯では7着に敗れましたが、不利な外枠から前半に足を使ったことが響いたようです。ゆったり流れる中距離のほうがこの馬には向きそうですし、東京スポーツ杯2歳Sの内容を見ればG3レベルならば巻き返しは容易のはず。巻き返しに期待します。

 ピオネロはここまで3戦2勝。メンバーが揃っていた百日草特別勝ちは価値がありますし、極悪馬場での函館2歳Sも大崩れしていません。コースを問わない堅実さは評価できます。ウインマーレライはホープフルSでは5着に終わりましたが、追い込んで最速上がりをマークしていますし、アスター賞を勝っているように中山コースは合っています。ベリー騎手への乗り替わりも魅力で、上位食い込みの期待。

 エアアンセムは2戦2勝でホープフルSの勝ち馬。どこからでも動ける脚質は中山向きですし、センス抜群な馬で重賞初挑戦でもチャンスは充分。ラングレーは好メンバーの東京スポーツ杯で4着した素質馬です。スタートが上手いので中山替わりでも計算できそう。デリッツァリモーネは萩Sの勝ち馬。前走は自分でレースをやめてしまったような感じなので、強行軍ですが疲労は見られません。立ち回りの上手さに期待。ディアデルレイは葉牡丹賞では2着に敗れましたが、開幕週の馬場を追い込んでのものですから、着順以上の評価ができます。上がりがかかるようなら重賞でも好勝負は可能でしょう。

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