の予想

1月19日 中山11R 京成杯(G3)

  • 馬連

    1点

    12

    -

    13

    1000円

  • 馬連

    流し

    3通り

    12

    相手

    6

    7

    10

    各2000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    12

    相手

    4

    8

    各1500円

購入:10000円(6通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 過去10年で1勝馬が5勝している結果からもわかるように、京成杯はキャリアがそれほどない素質馬が、実績を積み上げる意味合いの強いレースです。名種牡馬キングカメハメハや先日引退したエイシンフラッシュがまさにその典型で、ここを成長力で上位入線し、そこから更に力をつけてクラシックホースとなりました。

 しかし、今年は実績馬(過去走のパフォーマンスの高い馬)が多く参戦。すでにPP指数10ポイント以上の馬が3頭も出走します。その3頭とは札幌2歳Sの2着馬マイネグレヴィル、東京スポーツ杯2歳Sの2着馬プレイアンドリアル、500万下の葉牡丹賞を完勝したキングズオブザサンです。この指数上の実績馬たちの牙城が崩れるかどうかはともかく、他に9ポイントをマークしているラングレーやエアアンセムもいて、例年よりもメンバー質の高い一戦となりました。

 その中でも最有力◎にはPP指数の能力値は今回の出走メンバーで1位のプレイアンドリアルを推します。プレイアンドリアルは門別のダートでデビュー戦を圧勝すると、次走は盛岡のジュニアグランプリで初芝ながら、2000年の朝日杯フューチュリティSの3着馬ネイティヴハートの1分39秒7を上回る走破タイムで圧勝。そしてデビュー3戦目には、JRAの東京スポーツ杯2歳Sに挑戦し、レコード決着となる緩みないペースを先行して、そのまま2着入線しました。

 東京スポーツ杯2歳Sはなかなか濃い内容で、まるでかつてのコスモバルクのような上昇ぶりでした。前走の朝日杯フューチュリティSでは2番人気を裏切る結果となりましたが、外枠から先行して7着に粘った内容は決して悪いものではありません。また前走は、距離が短すぎたとも言えます。今回は本領発揮が期待できる芝2000mが舞台。クラシックを目指す上ではどうしても結果を残したい一戦です。

 ○はデビュー3戦目の極悪馬場の札幌2歳Sでは、自ら厳しいペースを刻んで後続馬をバテさせ、そのまま2着に残ったマイネグレヴィル。スタミナには絶対の自信を持っている馬と言えます。前々走のアルテミスSは馬場が軽い上に距離も短く、持ち前のスタミナを発揮できませんでした。また前走のホープフルSは、中団からレースを進めたためにやはり豊富なスタミナを生かしきることができないレースとなってしまいました。今回はその辺を意識してスタミナを生かす競馬をしてくるでしょう。札幌2歳Sと同等の走りをしたならば、今回のメンバーならば勝利濃厚と言えます。能力を出し切れれば驚異のスタミナであっと言わせる可能性を秘める馬です。

 ▲は好メンバーが揃った新馬戦ではレースセンスの高さを見せ、内をすくって快勝したラングレー。デビュー2戦目の東京スポーツ杯2歳Sでは好位からジワジワ伸びて4着。強豪馬が揃った一戦でデビュー2戦目ながら正攻法の競馬で4着は価値が高いと言えるでしょう。今回はキャリア3戦目。まだまだ上積みが期待できるだけに待機策から抜群の末脚を発揮する可能性は十分あると見ます。

 相手選びが難解の一戦ですが、前走で自己ベスト指数をマークした後の一戦となり、大幅な上積みはあまり期待できない前売り2番人気のキングズオブザサンはあえて外してヒモ穴を狙います。

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