最速の月曜公開！全重賞の展望をお届けします
2歳牝馬の大目標は阪神JFから桜花賞。阪神競馬場が表舞台になるので、関東の牝馬重賞は「裏街道」という扱いで、出走馬のレベルももうひとつ。能力比較が難しいメンバー構成になって、毎年のように二桁人気の穴馬が連対圏に突入してきます。施行条件もトリッキーな中山マイルということもあって、毎年難解な重賞です。強いていうならば「格より勢い」、「スケールより器用さ」という傾向ははっきりしていて、思い切った穴狙いが可能なレースです。 中心はニシノミチシルベ。アルテミスSの3着馬で、サフラン賞では阪神JFで3着したフォーエバーモアの2着。どこからでも動ける脚質が魅力で、中山マイルにも勝ち星があります。地味な印象ですが、関東の2歳牝馬では上位安定という存在です。 ホットランナーは中山マイルの新馬戦を3角捲りで快勝しました。大柄な牝馬でひと叩きしての上積みも大きそう。初戦の勝ち時計は平凡ですが、潜在能力は底知れません。シーロアの前走はハナ差の辛勝でしたが、4ヶ月ぶりで24キロ増という余裕残しの作りでしたから、こちらも叩いての上積みは見込めます。先行抜け出しの安定した取り口は中山向き。 ムードスウィングスは祖母にファビラスラフインを持つ良血馬で、荒削りながら高い素質の持ち主です。時計がかかる馬場も向きそうで、穴の期待。以下、リラヴァティ、オメガハートロック、イントロダクションが押さえ。
ここは印の3頭に絞りたい。 オメガハートロックはオメガハートランドの3/4妹で、姉も中山向きだと書いてきてフェ…
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