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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

1月5日 中山11R 中山金杯(G3)

netkeibaデスクの見解

 小回り急坂の中山競馬場で行われる伝統のハンデ重賞。連続開催の後半戦ということで上がりがかかって、切れ味よりもスタミナが問われるレースになる傾向があります。

 そのこととも関連して、高齢馬の活躍が目立つのが特徴です。過去10年で7歳馬が3勝、6歳馬が3勝と、この二世代だけで過半数を占めます。年明け最初の重賞ということで、若い4歳馬が期待値込みで人気することが多いのですが、過去10年で1勝2着2回とあまり芳しい成績を残せていません。キャリア豊富なベテラン勢に馬券的な妙味があります。

 ユニバーサルバンクはステイヤーズSで2着しましたが、瞬発力がないので長距離戦に使われることが多いだけで、適距離は中距離。とくに2000mは過去に6連対している最適条件です。オールカマーで3着もあって、切れ味が問われにくい中山では成績が安定しています。オルフェーヴル世代のいぶし銀に、6歳にして初重賞の大きなチャンスが巡ってきました。

 ディサイファはエンジンの掛かりが遅さがあってけっして小回りコース向きではありませんが、ハンデ重賞ならば展開一つで勝ち負けになる実力馬。ゼロスは前走で準オープンを勝ったばかりですが、中山ではオープン特別2着の実績もあり、単騎逃げなら侮れません。

 オーシャンブルーは2012年の有馬記念で2着した実力馬。近走はスランプに陥っていますが、相性のいい中山で復活なるかどうか。意外性のあるカルドブレッサ、堅実なサクラアルディート、叩き良化型のサムソンズプライドが押さえ。

※12月24日段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

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