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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

11月15日 東京11R 武蔵野S(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 暮れのダートGIへの前哨戦。今年が第1回となるチャンピオンズCが行われる中京競馬場は「左回りで長い直線」ということで、東京コースと共通しています。距離が同じみやこSを選ぶか、回りと直線距離が似通う武蔵野Sを選ぶか。各調教師の腕の見せどころでもあります。

1.速い上がりで芝実績馬が浮上

 かつてこのレースではクロフネが9馬身差の歴史的圧勝を飾ったこともありました。東京ダート1600mは、JRAのダートで屈指の高速コースであり、とくに秋開催の武蔵野Sでは芝実績馬の活躍が目立ちます。去年の勝ち馬ベルシャザールは皐月賞3着馬ですし、一昨年の2着馬ガンジスには芝の橘Sで勝ち鞍がありました。

2.軽いスピードレースで3歳馬が台頭

 底力ではなく器用さや素速さが問われるレースになりやすいので、斤量面の恩恵がある3歳馬がアドバンテージを持っています。去年は唯一3歳の参戦だったベストウォーリアが7番人気で3着。一昨年に至っては3歳馬によるワンツーでした。

3.休み明けはマイナスではない

 昨年3着のベストウォーリアは4ヶ月ぶり、一昨年3着のダノンカモンも4ヶ月ぶり。2010年の勝ち馬グロリアスノアも4ヶ月ぶりの一戦でした。故障等の不安によるものでなければ、このレースでは休み明けの馬が互角の成績を残しています。順調に使われている馬の方が人気的には好まれるので、馬券的には休み明けの馬の期待値が高まります。

 レッドアルヴィスは当コースで行われたユニコーンSを2馬身半差で圧勝。次走のレパードSは4着に敗れましたが、勝ち馬がアジアエクスプレスですし、3着のランウェイワルツがみやこSでも2着しているわけですから、3歳のダート路線は強豪揃いだったと考えるべきでしょう。安田隆行厩舎が送り出す次代のエース候補の復帰戦に注目します。

 ゴールスキーはマイルチャンピオンシップを3着した芝のトップマイラーで、今年の根岸Sの勝ち馬。去年の武蔵野Sは4着ながら上がり3Fは最速でしたから、要は位置取り次第。一昨年の当レースを制しているムーア騎手の手綱さばきに期待が集まります。

 フィールザスマートは準オープンを勝ったばかりですが、ジャパンダートダービーで3着した実績があり、3歳世代のトップ候補の一頭です。エアハリファは当コースではオープン特別2勝を含めて3戦3連対。いずれも上がり3Fは最速タイムをマークしており、末脚勝負には自信を持っています。

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